第304話 黄金魔熊
「この第四階層……ひたすら林道が続くんだな……」
「だいぶ歩いているんだけどね。もう、日が落ちてきたよ」
いい加減、林ばかりの風景にも飽きてきた俺がぼやくと、レリィが夕焼け空を指さした。見れば林の隙間から覗く空が赤く染まっていた。
「なんだか魔窟の中にいることを忘れてしまいますね」
「まさに異界らしい、面白い光景だよ」
「洞窟に潜っていたはずなのに夕焼け空が見られるとは思いもしなかったですー。なんだか妙に懐かしい気分になるですねー」
白銀魔熊を倒してから魔獣にも遭遇することなく、ヨモサやムンディ、メグなどはすっかり散歩気分で和んでいる。
「あんたたち、あまり気を抜くものじゃないわよ。まだ第四階層の階層主は倒していないんだから」
「第四階層の階層主、どんな魔獣なのかしらぁ?」
ミラは相変わらず気を抜くことなく周囲に警戒の目を向けていたが、メルヴィは他の者と同じく気怠い感じで
「ギルドで教わった情報では確か、夜間限定で現れる『
「なにそれ? 階層主の意味あるの?」
「逆を言えば狙って撃破することが難しいとも言える。情報も少ないし、遭遇時の危険度は極めて高い。影踏熊に襲われて壊滅したらしい冒険者集団の生き残りが証言したところだと、こちらの攻撃が全く通用しないまま一方的に嬲り殺しにされたそうだ。朝まで逃げ切れば影踏熊は姿を消すそうだが、朝までもたずに全滅することがほとんどみたいだな」
「聞いた限りでは厄介そうな魔獣ねぇ。そういうのって、何か特殊な能力を持っていたりするかもしれないわぁ~」
興味がなさそうにしているメルヴィだが、言っていることはわりと核心を突いている。魔獣には呪術を使うものも多く存在し、魔窟の階層主ともなれば初見では対処しようがない呪術を仕掛けてくる反則級の化け物もいる。
そういった場合、速やかに魔獣の扱う呪詛の正体を看破しなければ、一方的に攻撃されることになりかねないのだ。
「遭遇率は低いというが、警戒は緩めない方が良さそうだな……」
改めて気を引き締めたところで、不意に隣を歩いていたレリィが俺の腕を取ってその場に立ち止まる。思わず前のめりに転びそうになるが、レリィがぐぃっと引っ張ったおかげで倒れることはなかった。
「まだ夜には早いよね。だとしたら、あれは影踏熊ってわけじゃないかな?」
「あれ、だと……?」
林道の先が少し開けた場所になっていた。木々が少なくなった平地の広場に、一匹の魔獣が座っていた。
魔獣の体躯はさほど大きくない。大の大人より一回りだけ大きいくらいか。
黄金色の毛並みが斜陽に照らされて輝き、ぱっちりと見開かれた両の目は獲物を睨み据えるように赤い光を放っている。
堂々とした風格を漂わせる熊の魔獣。あの黄金色の毛並みからして、第四階層では階層主に次ぐ強さを誇る『
倒木に腰かけていた黄金魔熊は、やけに人間臭い動作で立ち上がる。不敵に口の片端を釣り上げて笑い、ちょいちょい、と手招きするようにこちらを煽ってきている。
「むぅ~……。なんかあの熊、メグのこと挑発しているように感じるのですー」
「わかっていると思うが、挑発に乗るなよ。あの魔獣、かなり知能が高いとみえる。何か罠でも張っているかもしれん」
これまでに見てきた赤銅魔熊や白銀魔熊とは決定的に何かが異なる。不気味な印象を受ける魔獣だ。レリィも迂闊に距離を詰めることはせずに、油断なく構えながら黄金魔熊の動きを注視していた。
フンッ!! と黄金魔熊が荒く鼻を鳴らす。警戒する俺達を「つまらない奴ら」と嘲るように。
「……ちょっとあれ無性に殴りたくなるんだけど、仕掛けていいかな?」
「レリィも待て! ……周囲に妙な魔力の動きはないな。特別、罠はないようだが」
『天の慧眼』の術式で辺りの地形を観察するが、透視できない魔窟の地面や濃密な魔導因子を含んだ木々が目に映るばかりで、それ以外に異常な魔力の流れは確認できなかった。
「よし、罠はない。後はあの魔獣自体の能力次第だ。メグ! レリィ! 行け!!」
「やーってやるです!!」
「ぶん殴ってやるからねー!」
殺気立った二人が、わずかに時間差を作って黄金魔熊へと殴りかかっていく。メグの攻撃が仮に仕留められなくても、続くレリィの攻撃で仕留める二段構えの連係攻撃である。既にメグはぶつぶつと呪詛を唱え、レリィも髪留めの封印を二つ外して闘気を発している。
まずメグが戦棍で黄金魔熊に殴りかかった。黄金魔熊はメグが目前に迫るまで余裕綽々の態度でいたが、いざ戦棍が脳天に振り下ろされた瞬間、姿を消した。
「――はぇ?」
戦棍が空を切り、突っ込んだメグがたたらを踏んで困惑する。
ずばん、と景気のいい音が響いて、メグの後ろを追走していたレリィが体を折り曲げた状態で地面を滑っていく。
「何で――へぶっ!?」
今度は振り返ったメグが顔面を大きく弾かれて吹っ飛ばされる。
遠くから見ていた俺には嫌というほど状況が理解できた。
今確かにあの黄金の毛並みがメグの横をすり抜けてレリィの腹を熊手で一薙ぎし、すかさず振り返りざまメグの顔面に強烈な拳の一撃をぶち込んだのだ。誰も反応できないほどの異常な速さで。
「いったぁ~……。なんか最近あたし、こういうの多い気がするよ……」
立ち上がったレリィであったが、その脇腹は胴着が引き裂かれて、白磁のような肌には赤い線が四本走っていた。珍しくレリィが負傷した。ただ速いだけでなく、一撃が強力なのだ。
顔面をぶっ飛ばされたメグは完全に気絶してひっくり返っている。鼻血が出ているくらいで、顔面が陥没していたりはしないので命に別状はないだろう。相当に鍛えていて面の皮が厚いのか、それとも防衛術式でも使っていたか、あの程度で済んでいるのは運がいい。しかし、あれではもう戦闘続行は不可能である。
わずかの攻防で黄金魔熊の恐るべき力量は知れた。
「第二階層の『死腐れた人狼』並みの速さと力……それに戦闘勘がずば抜けてやがる」
黄金魔熊はとんとんと軽くその場で跳ねながら、今度は俺に向かって手招きをしている。挑発に乗るべきではないが、俺が前に出ないと黄金魔熊の近くで伸びているメグが危険だ。なんとか引き離したい。
「レリィ。俺があの熊を引き付ける。その間にメグを回収してきてくれ」
「あの熊、速いよ。腕力も強い。大丈夫?」
「問題ない。今の俺は騎士にも劣らないからな」
策もなしにそのまま突っ込んでもメグの二の舞だ。俺は複数の魔蔵結晶を取り出し、両手に握りしめて術式を発動した。
(――
『
全身の筋肉に意識を集中して、筋繊維の一本一本に魔力を通すイメージでゆっくりと深呼吸した。さらに、補助系の術式を連続発動する。
(――組み成せ――)
『
白い光を放ちながら地面が削り取られ、原子構造を組み直して生成された黒い砂鉄が全身を防護する。
(――見透かせ――)
『虎の観察眼、追う狩人!』
虎目石の観察眼が全身に貼りつく。そしてさらに、発動した術式の効果で俺の瞳が黄色く染まり、獲物の動きを逃がさず捉えるべく瞳孔が小刻みに調整される。
本来は離れた場所の映像を観察する術式で、体に貼りつけた複数の目が全方位を監視するだけなのだが、今回は自身の瞳にも視覚を重ねることで動体視力を強化した変則利用である。視覚情報の処理が複雑になるが、使いこなせば死角はない。
(――組み成せ――さらに組み成せ――)
『金剛杖!!
右手に金剛石の杖棒、左手に黄玉の盾が出現する。これで準備は万端だ。
ここまで十秒ほど。黄金魔熊は余裕の表情で俺の術式が完成するのを見届けていた。舐めているのか。無論、術式発動中に仕掛けてきたら迎撃する準備もあったのだが、向こうはどうやら全力でのぶつかり合いを希望しているらしい。
「……お前も試してみたかったのか? 互いの本気を!!」
疾走する黒い鉄の塊と黄金色に輝く剛体が、全速力で正面から激突する。俺は激突の瞬間に黄土の盾を前に突き出したが、黄金魔熊はそこへ迷わず頭突きをかましてきた。
黄金色の魔力光が黄金魔熊の体を包み頭突きの威力を増幅するが、こちらも負けじと黄土の盾に魔導因子を流し込み、褐色に光り輝く魔力障壁を展開する。両者が激突すると周囲に衝撃波が発生した。地面が浅く陥没して罅が走り、両脇の林がざわざわと揺れ動く。
(――硬さは互角か――!!)
激突後も互いに押し負けんと前へ前へと圧力をかけ、至近距離で殺意をぶつけながら睨みあう。魔力障壁の向こうで、不敵に笑う黄金魔熊の顔が見えた。
(――押しの強さも拮抗――!!)
それならばと俺はいつまでも押し合いに拘らず、金剛杖に魔力を込めて黄金魔熊の脇腹を殴りつけた。瞬間的に真っ白な閃光が迸って黄金魔熊の体を真横に吹っ飛ばす。その隙をみてレリィがメグの元へと走り出した。
勢いよく地面を滑っていく黄金魔熊。しかし、地面を滑りながらも転がって体勢を立て直し、勢いを落とさぬまま弧を描くように四足で駆けて俺に向かってくる。息つく間もなく再びの激突。今度は初回の激突よりも勢いと魔力を乗せてきたのか、魔力障壁を貫通して黄土の盾に衝撃が伝わってくる。
「最初は様子見だったってことか! それはこっちも、同じことだがなっ!!」
黄土の盾を斜めに傾け、黄金魔熊が前方へ体を泳がせたところへ頭上から大きく振りかぶった金剛杖を全力で叩き込む。先ほどの横殴りの一撃より更に強力な渾身の一撃が黄金魔熊の背を打ち、地面に叩きつけて大きく跳ね上げる。
「とどめっ!!」
俺は金剛杖の先端に魔力を集中して、宙に浮いて隙だらけの黄金魔熊の体めがけて、白光に光り輝く突きを放つ。
為す術なしとみられた黄金魔熊は宙で体を丸めると、俺の突きを膨張させた金色の毛皮で受け止め、大きく突き飛ばされながらも林の木々に何度もぶつかって勢いを相殺した。
体の丸めを解いた黄金魔熊に目立った外傷はない。俺が突き込んだ部分の毛皮が少しばかり禿げた程度だ。
(……突きの威力を吸収して、巧く攻撃を受け流したか……これは仕留めきるのが大変だぞ……)
先ほどからの攻防、やや俺が押している手応えはあるのだが決定打を与えられていない。防御の動きがやけに巧みなのだ、熊のくせに。
「なんとか隙をついて急所に一撃叩き込みたいが……」
「だったら、あたしがその隙をつくるよ」
ずいっと隣にレリィが立って並ぶ。俺は視線を黄金魔熊から外さずに、隣のレリィに声をかける。
「メグのやつは無事に回収できたか」
「うん。今はヨモサにみてもらっている」
「怪我を負ったんだ。別にお前も見ていたっていいんだぞ。この程度の魔獣、俺一人で倒せないようじゃ先が思いやられるからな」
「こんなかすり傷で、過保護なの? クレスにばっかり戦わせていたら専属騎士の面目がないよ。君が負けるとは思わないけど、一人で倒しきるにはかなり面倒な相手でしょ、あの熊」
「まあな。だが、一対一で俺の方がやや優勢の手応え。お前が本気で加勢すれば勝負はすぐに決まる」
「じゃ、そういうことで……」
レリィが八つ結いの髪留め全てを一度に解き、闘気を全力で解放する。長く艶やかな髪は翡翠色の光を放って浮き上がり、全身から闘気の光が棚引き立ち昇る。
レリィの闘気に中てられたか黄金魔熊の表情が固まって、ぐるぐるる、と獣らしい唸り声を上げて警戒を顕わにし始めた。
黄金魔熊は強い。知能も高いのだろう。だから、わかるはずだ。俺とレリィの二人が本気を出せば、一方的な戦いで終わるということが。最初にレリィが軽く負傷して、メグが気絶したのは初見の勢いあってのことだ。
「終わりにするぞ」
俺の一言が合図となって、レリィが弾丸の如く黄金魔熊へと突撃する。翡翠色の闘気が一筋の閃光となって黄金魔熊へ突き刺さり、踏ん張ろうとする魔獣の足を地面で削りながら前進し、近くの大木へとその背を叩きつける。
――ガハァッ!!
黄金魔熊の口から苦悶の声が漏れる。
大木に押し付けられるとほぼ同時に黄金魔熊の真横から、先端に魔力を込めた金剛杖の突きが飛び出す。正面防御に集中していた黄金魔熊の脇腹を毛皮、肉、骨、と突き破り、内臓にまで達したところで魔力を衝撃波に変換して爆発させた。
――グゥォオオオッ!!
苦痛と怒りのこもる咆哮が響き、黄金魔熊はごろごろと林道の地面を転がっていく。転がった勢いのまま、がばりと起き上がると四足で走り出す黄金魔熊。
「追撃! 追撃だ! 逃すな!」
「ああ、もうっ!! この期に及んでどこに行くの!?」
混乱しているのか、向かう先は俺やレリィのいる方向とは正反対、ミラやムンディのいる方へ向かって疾走していった。
「おやおや、こっちに来てしまうのかい?」
「錯乱したか、それとも強者に恐れをなして、弱そうに見える敵へ襲い掛かろうというのかしら。舐められたものだわ」
準一級術士ムンディ教授と、一級術士『傀儡の魔女ミラ』が黄金魔熊を迎え撃つ。
だが、恐るべき速度で疾走する黄金魔熊は二人が臨戦態勢を整える前に突進で弾き飛ばしてしまう。
「おや?」
「あ、あらら……」
体重の軽いムンディは空高く跳ね飛ばされ、ミラは人形の体を首と胴体手足バラバラにされてその辺に散らばる。完全に高みの見物を決め込んでいた二人は抵抗らしい抵抗もできないまま、黄金魔熊の暴走を許してしまったのだ。
「もぉ~……肝心な時に抜けているんだから困るわぁ、お爺ちゃまもお婆ちゃまもー」
背後に気絶したメグと、非戦闘員のヨモサを庇って、いきなり矢面に立たされるメルヴィ。だが、遠くから黄金魔熊の迫る様子を見ていたメルヴィは既に攻勢術式の準備を終えていた。
可愛らしい装飾の施された紫檀の杖を前方にかざして、魔導因子が十分に満たされた先端の宝石に濃密な魔力が生じる。
『貫き
メルヴィが攻勢術式の
迫りくる氷柱、そのことごとくを砕き散らして黄金魔熊が駆け抜ける。メルヴィとすれ違い様に鋭い爪を振るって。
「きゃぁあ~ん!!」
紙一重で黄金魔熊の攻撃をかわすメルヴィの動きは決して悪くなかった。人並みの武闘術士でも今の攻撃は避けられなかったかもしれない。その点では素晴らしい動きをしたのだが、紙一重であるがゆえにメルヴィの衣服が爪に引っ掛けられて盛大に破かれてしまった。
もともと露出多めの衣装だったものが、勢いよく引っ掛けられたことでメルヴィの腰から胸までの布地が一気に裂けて、小柄な体の割によく成長した胸が外気に晒される。さらに支えどころを失った腰下の生地もずり落ちて、短めの
「いやーん、もう~!」
そんな状況だというのに何故か楽しそうな声を上げながら、細い紫檀の杖を股に挟んで妙に色気のある姿勢でくねくねと腰を揺らしている。変態だ。こいつはもう生命の設計図から変態の宿命を背負って生まれてきたに違いない。さすがメルヴィオーサの
途端に追い詰められたのは、気絶したメグを介抱していたヨモサである。
「あああっ!? 嘘でしょう……熊が、こっちに来る!?」
慌ててツルハシを構えたヨモサは、速度を落とさず真っ直ぐに向かってくる黄金魔熊に対して、破れかぶれにツルハシを前も見ないで振り回した。自分が逃げては気絶したメグが無防備になってしまう。かといって魔獣との戦闘経験が少ないヨモサでは、恐怖に目を瞑りツルハシを振り回すことしかできない。
黄金魔熊は自身の肉体強度に自信があるがゆえに、俺やレリィの攻撃と違ってヨモサの攻撃には怯むことなく突っ込んでいく。黄金魔熊は笑っていた。絶対的な強者と弱者、喰う喰われるの関係性を確信しているのだ。笑いながら涎を垂らし、牙を剥いてヨモサに飛び掛かる。
「わぁあああああっ――!!」
ガッ、と超硬合金製ツルハシの突端が、ドワーフの剛力で振り下ろされて黄金魔熊の眉間に突き刺さった。思った以上に深く、脳髄の奥の方まで。
びぐんっ!! と体を震わせて失速する黄金魔熊。ヨモサの脇を崩れ落ちるように通り過ぎて、地面に寝かされていたメグの上へと倒れ込む。
「ぐへぇっ!?」
黄金魔熊に押しつぶされたメグが目を覚ました。黄金魔熊はまだ完全に命が尽きたわけではない様子で、涎を垂らして半ば白目を剥きながらも立ち上がろうとしている。まさにその下敷きとなって、目前に黄金魔熊の顔を起き抜けに直視してしまったメグは大混乱を起こした。
「うぎゅぎゅぎゅっ……!! な、なんですかぁああああっ!? く、熊ぁーっ!!」
反射的に、手元にあった戦棍で黄金魔熊の頭を殴りつけるメグ。眉間に刺さったツルハシに戦棍が当たって、ツルハシの先端がさらに深く突き刺さる。二回三回と殴りつけられ、ツルハシの先端が深く潜り込むと同時に、黄金魔熊は痙攣したように体を震わせた。
メグがしばらく殴り続けた後、ついに黄金魔熊は揺らめく黒い靄となって蒸発を始め、後には橙色に透き通った拳二つ分くらいの大魔石と黄金色の毛皮だけが残された。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます