第242話 ある学士の独白
アカデメイア入学一年時、特別講師に招かれた高名なる錬金術士の講義を取ることになって、その日、私達は本当の意味で最高峰というものを知った。
遥か高みの目指すべき頂上。それを知るか知らないかで、たぶん学士としての到達点は変わってくると思う。
知らなければ目指そうとも考えず、知ってしまったからには目指さずにいられない目標。
この時から、私達の心中で何か強い感情が音を立てて動き出したのだ。あの頂きを目指せと、心臓が喉から飛び出しそうなほどに高鳴るのを確かに感じたのである。
「よーし、教材は行き渡ったな。今日は魔蔵結晶を使った実習を行う。魔導因子を貯蔵された結晶をいかに有効活用した術式を構築するか、よく考えて使ってみろ」
一級術士の講師クレストフによるその日の講義は、彼が独自開発した魔蔵結晶の一種、魔導因子を貯蔵できる
魔導因子を貯蔵する媒体というのは昔から何種類かあるが、中でも宝石を媒体とした魔蔵結晶は高密度に大量の魔導因子を貯蔵できる優れた材料だ。しかし、これまで魔蔵結晶と言えば天然に産出したものしかなく、人工的に魔導因子を貯蔵することはできなかった。
では宝石や結晶以外のものであればどうかと言うと、確かにあるにはあった。けれども木材や金属、樹脂や生態類似物質など、様々な物質に魔導因子を定着する試みが行われてきたが、どれも宝石に比べれば低密度で少量の魔導因子しか貯蔵できなかった。
その常識を覆し、ごく最近になって出回り始めたのがクレストフ・フォン・ベルヌウェレの工房で生産された安価な人工魔蔵結晶、通称・
「魔蔵結晶の一番の特徴は、術式発動時に魔導因子を生成する労力と時間を省くことができ、加えて一度に大量の魔導因子を扱えることから、単独でも儀式呪法さえ行使することが可能になる点だ。もちろん事前に魔蔵結晶の準備は必要になるし、相応の
学校の講義でありがちな教科書をなぞるような講義と違って、クレストフ先生の話は実践的でわかりやすい。実技を重視している割合も多く、学んだことがそのまま身に付いて役に立つのは、学ぶ意欲も自然と湧くというものだ。
「さらに術式発動までの時間短縮をするなら、魔導回路に複雑な意識操作を代替する機能を組み込むことで、術式発動をより簡略化してしまうべきだな。だが、こうした複雑な魔導回路を身体に刻み込むと負荷も大きい」
共有呪術や固有呪術を自分の身体に魔導回路として刻むのは、昔から一般的な手法だった。術式を行使するときは、まず精神を集中して魔導因子を脳内で生成、術式条件を思考制御しながら、神経を通じて身体の回路に魔導因子を流すといった手順を踏む。
魔導因子が回路を流れて術式が発動すると、少なからず負荷がかかり魔導回路は損傷していく。これが外部基板に刻んだ回路なら何回か繰り返すうちに焼け付いたりヒビが入ったりして最終的に壊れてしまうのだ。
対して身体に刻んだ魔導回路は、体細胞の回復機能により何度でも自己修復される。その点が使い勝手よく、外部基板を通すより体表面に魔導回路を刻むのが現在の主流な考え方だ。ただし、あまり短時間のうちに何度も発動を繰り返すと身体に激痛が走り始めるため、実質的には回数制限があるようなものであった。
「なるべく外部基板に魔導回路を刻んだ方が連発も利くし、術式の書き換えも容易で応用がしやすい。今はまだ普及していないが、人工魔蔵結晶に限らず、呪術結社赤札が生産する一回限りの使用を前提とした札式魔導回路『呪符』など、魔蔵材料と一体化した消費型の魔導回路がやがては主流になっていくだろう」
一通り講義が終わると、今度は実習へと移り変わった。今日はアカデメイアの魔導実験場、周囲に幾つかの堅牢な壁が立ち並ぶ以外に何もない空き地へ集合して実習が行われようとしていた。
「事前に実習内容を伝えておいた通り、今日はこの
クレストフ先生の素晴らしいところは、学士の可能性をどこまでも引き上げてくれることだ。意欲のある学士が存分に才能を伸ばせるように、心を砕いてくれている。かなり強引で非常識なところはあるが、やはり一級術士だけあってその実力は本物だ。
(……最初は常識知らずの無礼な人かと思いましたけど……)
私、学士ブリジットが抱く内心の思いとは裏腹に、まざまざと見せつけられたクレストフの深い知識と高い能力は疑いようもなかった。
唯一不満があるとすれば、私への評価が低いことだろうか。実力が足りない、というのはわかっている。教本通りに勉強していればいいと考えていた、これまでの常識から抜け出しきれていないこともあるのだろう。要領もさほどいいわけではない。指摘されたことは全て的を射ているし、反論の余地もないのだが……。
「うぃーっす、クレストフ先生、まずは俺がやるわ。終わったら先に帰っていいっすか?」
「いいだろう。ガストン、お前の答を見せてみろ」
「ガストロっす」
まともとは思えない鶏冠頭の青年学士。この前の実習では、屈辱的なことに私より彼の方が高い評価を受けていた。あんな不真面目な態度の学士に自分が劣るなんて、なによりそんな状況に甘んじている自分が許せなかった。
今度はいったい何を見せるのか、学士ガストロによる虹色水晶を使った術式行使に注視する。
ガストロは事前に準備してきた魔導回路が刻まれた金属製の筒を地面に立て、その周囲に虹色水晶を配置していく。魔導因子を流す導線を接続して、準備は完了したようだ。
「これはまた、珍妙なものを……」
「先輩、これ大丈夫なんですか?」
「魔導回路を見た限り、殺傷性のある術式ではないな。好きにやらせてみるさ」
助手のアリエルとナタニアが不安そうに見守る中、クレストフは術式の結果にある程度の予想がついているのか余裕の表情で眺めている。
「いいっすか~? 始めるっすよー」
気怠い調子でガストロが術式発動の合図をしてくる。クレストフが片手を上げて了承したところで、ガストロは魔導回路の起点部に手を乗せて意識を集中させる。
その様子だけ見れば一端の術士といった感じだ。ふざけた態度の男ではあるが、ここ数ヶ月のクレストフによる講義を受けて、彼もまた成長しているのだろう。もちろん、私自身も彼以上に成長したと自負している。
(――さあ、見せてもらおうかしら。いったいどんな術式を披露してみせるのか――)
危険を考慮して念のため、周囲の学士やクレストフ達は実験場に設置された壁の裏へと退避する。
あのいい加減な男の術式だ。何が起こるかわかったものではない。私もまた壁の裏へと退避したが、どんな術式を見せるのかは気になる。決して見逃さず、見極めてやろうと、壁の陰から顔を出してガストロの挙動を観察した。
「うーっし、回路組んだ通りに動けよー……『発射』!」
それが術式発動の
(――あれは何?)
そう思いながら、ふわふわと空へ向かって飛び上がっていく光の玉を目で追う。視界の端で、クレストフ先生が耳に指を突っ込んで目をつぶるのが見えた。不思議に思いながら、私が光の玉へと視線を戻した瞬間――轟音と共に視界が真っ白になった。
「――!? きゃぁああっ!? 目、目、目が――っ!? あ、あ、耳、耳も――!?」
突然、目の前が真っ白になったかと思えば、叫んだはずの自分の声までどこか遠く。何が起こったかわからないまま半狂乱になる私のすぐ横で、落ち着き払った声が聞こえてくる。
「音と光の規模に魔力を回して、昼間でも遠くから視認できる閃光と注意を引く大音響。緊急時、即座に使用する照明弾としては有用性ありか。用途が限定的なのは地味だが、悪くはないな」
(――照明弾? 閃光弾と音響弾の間違いでしょう! これは!? あの鶏冠頭、なんてものを作ってくるの!)
心の中で、ガストロとクレストフの両名に悪態を吐きながら、私はその場にしゃがみこんで目と耳の回復を待った。
しかし、私にとってこれは予想外だった。まさか、ガストロ程度の術士もどきが、ここまで強烈な術式を行使できるなんて……あ、ガストロが地面で伸びている。どうやら、彼自身にとってもこの威力は予想外だったようだ。
やはり、虹色水晶による術式補助が効果を大きく底上げしているのだろう。単純に回路へ供給される魔導因子の量が多いのだ。それも一瞬で供給されるのだから、大呪術を瞬時に行使できるというのは確かに便利である。
「なんですか……なんなのですか、これは? たかだか一年時の学士が、ここまでやれるようになるのですか……!?」
「虹色水晶の力……やっぱりすごい……。これがあれば今まで不可能だった術式も……」
どうやら予想外だったのは私やガストロだけではなかったようだ。助手の二人、アリエルとナタニアも唖然とした表情をしていた。
この結果を想定していたのはクレストフ先生のみ。術者であるガストロ自身さえどうなるか予想していなかったものを、いったいどうやって予測ができたのか。まさかあの金属製の筒がここに運び込まれてから、魔導回路の内容を読み取ったとでも言うのか。
だとすれば、恐るべきは一級術士の力量。虹色水晶にしても彼、クレストフ・フォン・ベルヌウェレによる創作なのだ。まったく底が知れない。
私達は今、とんでもない人物から教えを受けているのではないのか?
「よし、ガストン。評価A、帰って良し!」
「先輩、ガストロです。あと彼、気絶しています」
様子を見ていた学士達がガストロの身体を担ぎ上げて、実験場の壁の陰へと運んでいく。いや、そんなことよりも聞き捨てならない言葉がクレストフの口から発せられていた。
「評価A!? 高すぎるでしょう!?」
あんな閃光と音響を撒き散らすだけの魔導回路で、評価Aなんてありえない!
「今回の実習目的は虹色水晶の特徴を掴んで、有効利用した魔導回路を製作することだ。その点で奴の魔導回路は、瞬間的な大規模術式の行使という目標に合致した結果を見せた。それ故の評価だ」
クレストフ先生はこちらを見るでもなく、評価表にガストロの講評を書き込んでいる。事実、その通りなのだろう。ガストロがどこまで考えていたかは怪しいが、確かに実習目的とは合致しているのかもしれない。
だとしたら、私が用意してきた魔導回路の術式はどうだろうか。目標に沿ったものとなっているだろうか。
「次! ブリジット、準備ができているなら早くしろ。後回しにしても評価は変わらんぞ」
「わ、わかりましたわ! 次は私がやります!」
今更、後には引けなかった。いずれにしろ用意してきた魔導回路で結果を出すしかないのだ。
(……でも、予定していた術式で高評価は難しいかもしれませんわね。幸いにも私の魔導回路は多少の融通が利くのだし、少し高度な術式の行使に踏み切ってみるかしら……)
覚悟は決まった。鬼が出るか蛇が出るか、賭けになるが、要するに実習の目的に沿った術式の使用方法ならいいのだ。ならば――。
私は今日の為に作り込んできた、召喚陣の魔導回路が刻み込まれた
魔導基板としては高価な部類だが、強熱することによって魔導回路を消すことができ、再利用可能なため術式研究には重宝されているものだ。
(――実習の目的、それを正しく理解して達成するなら、術式発動までの時間は短いほどいい。そして、術式の効果は大きいほど、いい!!)
銀板には虹色水晶を取り付ける僅かな凹みが用意してある。そこへ素早く虹色水晶を嵌め込んでいき、術式発動の操作に入る。
(――世界座標、『蟲毒の大穴』より召喚。来なさい、雄々しく偉大な生命の一個体――!!)
意識制御を瞬時にこなして、回路に魔導因子を流し込む。後は、発動の鍵となる
「待てブリジット、その魔導回路でどこから何を召喚するつもり――」
「回路起動! 召喚術式発動――え?」
急に差し挟まれたクレストフ先生の声に私は凍り付いた。
いつだって余裕綽々な態度のその人が、眉を寄せて不安そうに私へ尋ねかけていたのだ。問われてみて、自分が何を召喚しようとしたのか冷静に考え直す。
考えている間にも召喚術は起動し始めていて、もう途中でやめることはできない。
通常の召喚術なら、クレストフが魔導回路を読み取って制止するだけの時間的余裕もあっただろう。だが、虹色水晶を使った瞬時起動の儀式呪法においては、さすがと言うべきかクレストフでさえ止める隙がなかった。
……それで、結局のところ私はいったい、何を呼び出そうとしているのか?
――『蟲毒の大穴』より『雄々しく偉大な生命』を召喚――。
『蟲毒の大穴』とは一般の術士にも広く公開されている座標で、多種多様な生き物が狭い地域に密集して生息する秘境である。この地を発見した探検家にして一級術士でもあった人物は、この生命の宝庫にある資源が多くの人に活用されることを願って座標の公開に踏み切ったのだという。
ただ、注意しなければいけないのは、よほど熟達した術士でなければ狙い通りの生き物を召喚することはできないということだ。時には予期せぬ危険生物を半人前の術士が召喚して、制御を誤り大事故に繋がることも少なくない。
(――制御、はできるはず。その為の回路を組み込んでおいたのだし。でも、何が来るかはわからない。だって、何がいるかも知らないのだから――)
いや、これは失敗したかもしれない。私は瞬時にそう悟った。
召喚対象の指定があまりにも曖昧なのだ。召喚の手続きに不備があれば、注文に合う生き物がいないなどの理由で召喚不発、あるいは逆に全く予期せぬ存在が召喚されてしまうこともありうる。
それでも、私程度の術士では魔導回路の質も、一度に扱える魔導因子の量も高が知れている。失敗しても不発に終わるか、大した生き物は呼び出されないはずだ。
いつもなら、そのはずだったのだが。
――ピギュォォオオオオー――!!
巨大生物召喚。
制御完全不能。
召喚現象で生じる黄色い光の粒が大量に舞い踊り、真っ白い無数の触手を生やしたキノコ形状の生き物が魔導実験場に出現していた。
「ひぃいいっ!? な、なんですの、この化け物は~!?」
「こら、ブリジット! お前が呼び出したんだろ! いったい、何を召喚した!? あれは何だ!?」
「知りませんわ! 私、こんなもの呼び出すつもりでは!」
「召喚条件を意識制御下で指定しただろ! 『どこ』から、『何』を想像した!?」
「『蟲毒の大穴』から……お、雄々しく偉大な生命……?」
「曖昧すぎる……しかも、よりにもよって『蟲毒の大穴』か……」
――ピギュゥ? ピギョォオッ!!
「きゃっ!?」
白いキノコ状の巨大生物は、一瞬だけ逡巡した様子を見せたかと思うと一転して触手を伸ばし、一番間近にいた私の身体を絡めとり軽々と持ち上げた。
「ブリジット! 馬鹿め、易々と捕まりやがって! この生物は、とりあえずぶっ潰しても大丈夫なのか? 体液が毒ということも……」
「焦る必要はありませんよ、講師クレストフ」
珍しく取り乱すクレストフを落ち着けるように、助手のアリエルが言葉を紡ぐ。というか、何を悠長に構えているのだろうか。今も私が巨大生物に襲われているというのに。
「あれは
「よくそんな生き物を知っていたな。しかし、現に襲われているぞ?」
「襲われているのはブリジットではありませんよ。アレはただ、身近にあった植物を食べようとしているだけです」
身近にある植物を食べることが私を捕まえることにどう関係するのだろうか。そんな疑問は、すぐに身をもって知ることになるのだった。
「な、なにか、ヌルヌルとしたものが、触手から……?」
触手から滲み出してきた透明の液体が衣服を濡らすと、途端に濡れた部分が脆くなって崩れ落ちる。
服が、崩れ、落ちる?
「
「い……いやぁー!! 離してっ……離しなさい!! お願い、やーめーてー!!」
冗談ではない。何が危険はない、だ。むしろ乙女の貞操の危機である。こんな衆人環視のなかで裸に剥かれるなど!
どうにかして触手から逃れようともがくが、ヌルヌルと滑る割には体の要所を縛り上げられてしまって身動きができない。それどころか、動けば動くほど体中に粘液がまとわりつき、衣服の腐敗が促進されていく。
「あ、あ……嘘でしょう? だ、だめです! 皆、こっちを見ないでちょうだい!! クレストフ先生、あなたもです!!」
「先輩!? 何、見ているんですか! 見ちゃダメです!」
「しかし、このまま放置するわけにも……。や、やむをえん、その茸、潰すぞ!」
学士が襲われる緊急事態。クレストフはすぐさま攻勢術式を発動する。
『
触手茸めがけて水晶の弾丸が撃ちだされる。音速を超えて放たれた弾丸は茸の触手を何本かまとめて吹き飛ばした。そして、そこから飛び散った体液がブリジットの衣服にかかり、ブリジットの身包みをさらに剥いでいく。
「きゃぁあああっ!?」
「うわわっ、ダメ! 先輩、本当に見てはダメですから!!」
「なんだ!? 俺の目を塞ぐな、ナタニア! どうなっている!?」
「いけません! 攻撃は待ってください、そんなことをしたら粘液が辺り一面に飛び散って、大惨事です。被害を広げるだけですよ。私はとばっちりを受けるのは御免です。この場は一旦、全員で離れるのが得策です。幸いにもこの実験場には植物が生えていません。消化できるものがなくなれば、大人しくなるはずです。その隙を狙って、元の場所へ送還してやればよいのです!」
消化できるものがなくなるまで、それはつまり私の衣服が全てなくなるまでということか。
「嫌ですわぁ! どうにかしてくださいまし! 見捨てないでー!」
「どうしろと言うんだ、この状況……」
「早く退避するのです!」
「だから先輩、見ちゃダメですってば!」
いざという時に役立たずなクレストフ先生は、二人の助手に引きずられながら実験場の中央から去っていく。
「ちょ、ちょっと!? 本当に私を見捨てて行きますの!? こ、この際、裸を見られるのは構いませんから、一人にしないで、お願いしますわー!!」
もはや羞恥を気にしている場合ではない。この触手茸が果たして、服を溶かしただけで本当に満足する保証などないのだ。
あの触手でもって、服を溶かすよりもっとひどい辱めを受けてしまうかもしれない。それを想像するだけで――。
「ひゃぃいいいっ!? ……は、はぅっ……」
ふつり、と私の中で理性を保っていた一線が切れる。
触手茸はしばらく私の身体を触手で撫で回した後、消化できるものがなくなって飽きたのか、実験場の地面に私を転がして去っていく。粘液まみれの体に実験場の土がべったりと付着して、私の全身は土だらけになってしまった。
遠くで、召喚の光が見える。違うか、あれは送還の光だ。
触手茸が本来いるべき場所へと帰っていく。
誰かが、地面に倒れ伏す私の傍へとやってきて呟いた。
「ブリジット。瞬時に巨大生物を召喚する儀式呪法、それをなせる魔導回路の構築。虹色水晶を利用した術式としては高評価、A+だ」
正直、評価なんてもうどうでも良かった。
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