265球目 2階から目薬はやりたくない
事実上の最終回、
6番の
「みんな、しっかり守ってくれ!」
「スーちゃん、頼むでぇ!」
普通なら、2階ぐらいの高さからくる
だが、彼女には勝算があった。兄との2階から目薬練習(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895930927/episodes/1177354054900056201)を活かせるからだ。
フライを捕る要領で打つ。しかし、いつものバットスイングでは間に合わない。バントは封じられている。バットのあの部分に当てるしかない。
彼女の思考の中で、攻略法は見つかった。
キャッチャーの
「セーフ!」
「ハァハァ。あらっ」
「いたっ!」
あまりの痛みで彼女は目を回し、酔っ払いのようによろめきながら、ファーストを枕にしてうつぶせに倒れた。
「バックホーム!」
二塁ランナーの
(続く)
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