264球目 龍とドラゴンは兄弟じゃない
バントヒットの
「4番セカンド
今日一番の歓声が球場中を包む。
「おデブドラゴンちゃんに
「
1球目、俺は超アッパースイングで迎えうつ。
「ストライクッ!」
うーん、何かタイミングが合わない。ボールはオラゴン星人の第3の眼のおかげで、よく見えてるのになぁ。あっ、でも、もし当たったとしても、内野フライになるか。
内野……。ちょっと待てよ。
三塁前にちょこんと転がし、腹を揺らして走る。
「セーフ!」
「おっしゃあ!」
三塁ランナーの
「ど、ど、ど、どこまでも
(続く)
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