263球目 バントマンは球場で死なない
1点を返した喜びに沸く
「オレはアウトにならない、アウトにならない、アウトに……」
かくなる上は、
初球。
「ストライクッ!」
タイミングを取るには、1球では足りない。2球目も見ることにした。
「フシュ―!」
初球とほぼ同じリズムだ。これを
「ストライクッ!」
「尻もちついてやんのー!」
「だっさー!」
勝負の3球目。
「フシュ―!」
さっきより速い。だが、
彼はボールのパワーを利用して、プッシュバントした。
「あれ? どこや?」
「尻尾の下です!」
「何ぃ? シュー!」
「パフ、マジック・ザ・ドラゴーン!」
「セーフ、セーフ!」
「
「バントマン、サイコー!」
(続く)
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