196球目 同点止まりにしない
球審がホームベースを食い入るように見る。そして、手を水平に開く。
「セーフ、セーフ!」
「よっしゃあ!」
「同点やー!」
ついに、ついに、ついに、追いついた!!
このまま連打で逆転できるか?
しかし、
「
運命の4球目は真ん中高めへ。
打球はライトの深い所へ。
「あたしも続くよー」
「逆転はさせん!」
(続く)
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