最終話
「4コマ漫画ってあるじゃないですか。」
目の前の男が話しかけてきた。
「あれ、やってみたいんですよね。」
「どういうことですか。」
俺はつとめて冷静に言った。
だいたいお前はなんなんだ。急に目の前に現れて。
「あ、僕、神様です。」
俺の思考を読んだかのように、男は軽く自己紹介をした。
「ちなみに拒否権はないから。」
男は笑みを深くした。
「大丈夫、君もすぐに慣れるから。4コマ分生きてもらって。あとは消えてもらうね。」
声を出す暇もなく、俺は意識を失った。
起承転結 松江 三世 @matsue_sayo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます