悪くはないが物足りない

勝手に拉致して『召喚したけど雑魚だから奴隷』と言われた男が奴隷生活からの逃亡の末に乗り込んだロボで闘い、死にたくないから仲間を集める。

序盤の物語としては分かりやすく、連載初期から読んでいる習慣として毎日読んでいるが、参謀ポジの言葉に必ず従う主人公、戦闘描写における死亡描写の無さ(作者が嫌ってるかも?)、突然入る別キャラ視点のエピソード、タグにはないがハーレム化しつつある主役陣営…と言った違和感を読む度に感じている。

最大の違和感は、仲間に対し『召還されて奴隷だった』程度にしか語らず、最強の傭兵部隊となりつつある現在でも、国家を相手に召還者の競売を行う組織に対し、何もしようと思わない主人公はもはや聖人なのでは?と言いたくなるほどの違和感を感じる。