封建国家などの権威主義国家だと、スパイなどの容疑がかけられたら、即拷問だったりするんですが(現代でも一部国家では公に、某元米国諜報員の暴露が真実なら米国などでも裏で「24」みたいなことが行われてるよう)、この領地はずいぶんと民主的に感じますね
身元不詳の人間が徒党を組んでたら、即スパイ。
外国籍でも徒党を組んでたら、即スパイ。
自国籍でも別の地に住む人間で要人の周囲を探る怪しい行動を説明できないならスパイ容疑で拷問。
くらいのことをやるのは、冷戦時代まではあたりまえにあって「大日本帝國」でも特高警察がやっていました。
その後、敗戦でスパイ天国となった冷戦下の日本でも、国内のCIAや公安警察が暴力団を利用していろいろやってるという「週刊誌レベルの噂」でありましたしねぇ。
まあ、この領が「似非平和主義の日本っぽい法治主義」なのは、急に物語が暴力的な方向にいったので、バランスをとってるのかな?
「神というのは究極の権威主義の象徴」なので、その力を振るっていきなり断罪したりする「権力に溺れた人間のような行動」をせずに背景を調べるのは好いですね。
国滅ぼしといて何を今更感