編集済
勢いとテンポがあるスタイルで、どんどん読んでいけました。
こういうスタイルで重めの話を書くとしたら、どこかで読んでいる側に「どうせこう思っているんだろ?」ですとか、「まあ、世間一般はこう思ってるだろうし、わたしもそれはわかってるけど、でも、その嘘本当?」のような、登場人物の心情の描写を少し飛び越えて、読者に向けて問いを突き付ける、いわゆる「読者を刺す」言葉があると、ぐっと感情移入できるのかなあ、と思いました。
面白かったです。
作者からの返信
ご感想、そしてご意見ありがとうございます!
確かにテンポを重視過ぎると読みやすくはなっても、読んだ後なにも残らないかもしれませんね……。
自分の中でどのように読者を刺すことが出来るかまだ分かりませんが、今度意識して言葉を考えてみようと思います。貴重なご意見ありがとうございます!!
改めまして企画から来ました。
いや、面白かったです。
なんと言ってもキャラが多彩ですね。先生側に複数のキャラを出したのもいい味付けになりました。
決して優等生ではない桜子のキャラもとても良かったです。
気になった点ですが、結局桜子に葉太と母親が付き合っていたこと、話していませんよね?桜子がその話を聞いてどう捉えたのか、知りたいところではあります。
あと、いろいろ暗示されてますが、結局なんで葉太と桜子の母は別れたのか読者として気になります。
それはともかく面白かったです!
作者からの返信
キャラで遊ぶのが好きなもので、そう言って頂けてとても嬉しいです。
ご指摘頂いて点としましては、
>葉太と母親が付き合っていたこと
実は、最終話で入れようか悩んだところでした。その時に話すのではなく、最終話までの一年の間で知ったことをいまなおぶつぶつ桜子が言う形で。
無駄に長くなるかな、と省いたところなのですが、再度綺麗に入れれないか考えてみようと思います。
>結局なんで葉太と桜子の母は別れたのか
7話でさらっとだけ書いておりますが、一切の面白みのない喧嘩別れです。そこにも物語性を入れようとした桜子の母と、単に歳の差で難しかっただけだろうと淡々としている秋田
でも、の割にはどこかでまだ引きずっている秋田と、引きずることなく(次の綺麗な恋に溺れて)桜子を産んだ桜子の母の違いでした。
レビューも含めてありがとうございました!!
編集済
読了しました。
ストーリーはダントツに面白かったです。私の好きな話でした。冷たさとアツさの対比。
それだけに、この物語の元となった設定に少々違和感を覚えました。
きっかけは従兄に襲われそうになって金玉を蹴飛ばしたから。この時点で拒絶反応を見せたのは初めてだったからではないのでしょうか?
仮にそうだとした場合、外で客を取るには相当の覚悟が必要だと思われます。そもそも、外で客を取るのならば、従兄の相手をしていれば順風満帆だと思いますが。
そして仮に桜子に経験があり、ただ単純に従兄が好みじゃなかった場合でも、外で客を取る理由にはなりません。どっちにしろ多少の我慢をするのなら、従兄の相手をした方が楽です。
なので従兄との関係がバレて追い出されたの方が物語として成立するのではないかなぁと思いました。
あくまで私の感想なので気にしないでくださいね。
あと、漫画っぽい展開を見せているせいか、桜子視点の時の台詞劇が、誰の台詞なのか分かりづらい箇所がありました。人物の描写を少し挟んだ方がいいかもしれません。
とても素敵な物語をありがとうございました。
とても面白かったです。
追記
なるほど。桜子の反骨精神のようなものですね。
自分の体は自分のものであって、自分の意図せぬ所で好きにされたくない。
そして、そんな自分が正しいと言う。
確かに納得できます!
作者からの返信
たくさんご指摘をありがとうございます。こんなにじっくり読んで頂けて、そして好きなストーリーと言って頂けて、書いた身としてとても嬉しいです。
お話の内容を御感想の返信で説明するのは書き手として恥ずかしいとは思いつつもご説明すると……。
両親がなくなり親戚の家に預けられ、そこで疎まれ、かつ従兄に手を出されそうになる。
まるで物語のようなこの流れに身を任せてしまうことが桜子にとってなにより腹の立つことでした。嫌ではなく、腹が立つ。ですので、蹴り飛ばす形となる。勿論、従兄が好みでなかったのも大きいのでしょうけど(笑)
もっともその結果として、追い出され売春行為に手を染める。
自分が腹の立った物語のような流れにそのせいで乗ってしまう。でも身を任せたのではなく、自分から選んだから良いんじゃうっせぇ! と思い込もうとする。
このなんと言ってよいのか分からない矛盾が、その、私が単純に好きでして……。結果として今回のお話の設定になっております。つまりは個人的好みですね!!
誰の台詞か問題は多くの方にご指摘頂いている点となります。登場キャラを増やしたのであればそれをきっちり明確化しないといけませんね……。
描写を挟める箇所がないか、再度確認していこうと思っております!
こちらこそ本当にありがとうございました!!
編集済
まさかの入れ歯に腹筋がやられました。笑
視点人物がかわる点ですが、エピソードタイトルをつけてそこに明記するか、各話冒頭にしるすかで混乱回避できるかなと思いました。葉太と桜子だけならたぶんそれほどの混乱はないと思うんですが、14話だけ木下さん視点になっているので、そこだけ少し浮いて感じてしまうというのもあるかもしれません。読み進めればすぐにわかるんですが、テンポがいいだけに、所々『これは誰?』で止まってしまう一瞬がもったいないような気がしました(なにかこだわりがあるようでしたらすいません。あくまで個人的な印象なので参考までに)
それはそれとして、深刻な悩みも過酷な状況も、すべてはじき飛ばすような明るいエネルギーに満ちていて、読後感も非常に気持ちいい物語でした。おもしろかったです!
作者からの返信
これは誰? 問題は他の方にもご指摘頂いている箇所でして、ちょっと心理描写を増やすか考えているところです。
エピソードタイトルに関しては、完全に私の手抜きで良いものが浮かばないのであればシンプルでいいか! と思っていただけでした……。ですが、確かにそこに誰視点か分かるように書くのはとても良い考えですね……ッ! まずはそっち方面で改善出来ないか考えてみようと思います!!
レビューも含めてありがとうございます!
乗り越えるのではなくなぎ倒す。まさにその通りだなぁ、と笑ってしまいました。
生徒を養子縁組して家族にする。
それだけの話と言えばそれだけですし、そこには何の外連味もないどストレートな熱血教師の話でありますが、読後感のなんと心地よいことですよ。
あえて言うとすれば、主観が変わった話で混乱するところでしょうか。
誰のセリフか分からなくなることもあるので、その辺りを意識するとより読みやすくなるかと思います。
リズムが崩れるということであれば聞き捨ててください。
作者からの返信
まったくもってそれだけのお話ですね!!
ちょっと難しいところです。
語り手をころころ変えたのは個人的趣味が大きいところもあります。し、一つのお話のなかで異なる主人公を書かれる作家さんのファンという更に個人的な理由もあります。
とはいえ、それで混乱させてしまうのはいけないことでしょうし、テンポを崩したくない理由でそれを押し込めるのも違った気が致します。
おそらくは私の課題の一つなのかな、と自覚させていただきました。いつもいつも本当に色々ご感想頂き助かっております。ありがとうございました!
返事が長くて申し訳ありません!
2万字以上なのに全然そんなこと感じなくて、あっという間に読んでしまいました!
楽しかった! 続きの感想はレビューにて。
作者からの返信
ご感想と素敵なレビューとありがとうございました!
心地好すぎるご感想であります!