第5話 夏休みを終えたはずなのだ。
呆れた顔をした、朝。
昼には、夏にも普通にあるいつもの宿題。
夕方には蝉の鳴き声をうるさいと言ってみたり、カラスにもうるさいと家の窓の縁から顔を半分くらい出して大声で言ってみたり。
母に注意され、父には飲み物を飲んでよく落ち着くように言われた。
私は一体何を考えていたのだろう。
ふと気になったが、痩せたな。
おにぎりでも母に作ってもらおう。
実家でよかった、恵まれたな今回は。
だからこそ、学園祭にこだわらない私は、フリーダム。だれとでも上手くやっていける。
2020夏、余計なことを考えないよさと学園といえる学校のパワーではなく、不可思議にも人生をよく考えれた自分に感謝だと。
結構余力あり気味に、私は
夏休みを終えたはずなのだ。
世界の狭間にいる青空という感覚 野村 美綺 @ran_sakurada
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