第4話 アイスと日めくりカレンダー
多分、私は勘違いしているんだ。
人生って言うやつを。今日は学祭の日じゃない。
近所の友だちからの連絡のLINEには、
明日はアイス5本な。
独りでに今日の帰りにいつものように、アイスバーを昼間1本買う豪華さが一気に華々しく言われたその言葉が突き刺さるが小遣いがもったいなく思う。
説明できない近所からの怪しい動きにパニックになった。
【人気者になりたい割には2020夏にも一人行動を好むこの高校生である。】←天の声
【一方では、学園の雰囲気にやられたのではないかと。アタマの脳みそと本人は考えているみたい。】←天の声
ほんとだよ。と呟き、耳の奥底から響く天の声が心に突き刺さる。
一人家で床に寝そべる。頭にクッションみたいな枕置いたしいいだろうと思う。
またこの2020夏妄想をしてみたのが、こちらがその秋の学祭なのだ。
まず、
売上だ売上だと呼び込み引き込みの他クラスの動きに警告を私からみると理事長グループの先生たちは熱心に引き込みはやめましょうと声をかけている。
私はきちんときちんと考えてみたけれど、腹が立つ。
今日、
焼き鳥売れないとかではなくて、焼き鳥売るかをまた学祭の前に他クラス同士、一緒に話し合っているしやめて欲しい。
やっぱり先生の提案は大きいよ、票が。
人気が。
だけれどクラスメイトの生徒会長が。
そんな事ないよって。言い過ぎで、当たり前だよね、えぇっ、うん。
私はいつしか人気を生徒会長か、先生に渡したい。そう思えてしまえればと考えた今日だった。カレンダーは日めくりで1枚紙をちぎって夜中に日付を変えた。
早く月日がたって欲しくない。セミが鳴いている間に良いことが起きればいいのに、
ことばに出来ないような苛立ちをどう言い表すか今日も無意識に考えたのであろうな。
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