斑猫です。
お久しぶりにお邪魔します。
確かにウェブ小説は中途の状態で終わってしまう、所謂「エタる」ものが散見されますね。これは恐らくはウェブ小説特有の現象かと僭越ながら思っております。
テーマがなければ終わる事が出来ない、終わらせるのが厭だから終わらせない……そういう心理があるというのは何となく解りますが、それはそれで何となくむなしいですね。
ちなみに自分が小説を作るときは、冒頭部分とエンディングは考えてから執筆します。その中間は書きながら考えるスタイルですが、エンディングがないまま書き進めるのも不安なので。
ではまた。
作者からの返信
これはこれは、ご無沙汰しております。
お久しぶりです!
ですね。
やっぱ、書き手としては、ラストが一番、脳裏に浮かぶものだと私は思います。
書きたいシチュエーションや設定からだと、どうしてもテーマが希薄になるもの。 「 まあ、いいわ。 書いたれ 」と、始めてしまうから、エタる訳です。
私は時々、『 PC書き 』なる手法で書く時があります。
ラストや、途中章など、書きたい部分を、ある程度書いてしまうのです。
書いた文章の前にカーソルを置き、そのまま創作します。 『 書いた部分 』は、そのまま後ろへ送られますので、ラストと途中の設定違いもチェック出来ますし、創作途中で発生して来た『 不足設定 』も補えます。
便利な時代となりました。(笑)
これからも宜しく、お付き合い下さいね!
編集済
とても、参考になりました…。
異世界物には感動なラストがない…確かにそうですね。それは異世界ものに限らず、バトルものもそうなのかも知れません。
「そして、俺たちは新たなる冒険に出る!」みたいな打ち切りに近い終わり方をする作品が多いように僕も感じます。
テーマをきちんと決めて作品を作り上げていきたいと改めて思いました。
果たして、僕の書いている小説はどうなのか…もう一度確認していきたいとおもいました。
作者からの返信
>町野コウセン 様
コメント、ありがとうございます。
小説なのか、エッセイなのか、SNS系日記なのか・・・
ドコにも分類されない読み物が最近、急激に増えている気が致します。
まあ、何にせよ、創作の志を抱く事は良い事かと。
人間、『 アタマ 』を駆使しないと、単なる動物で生涯を終えてしまいます。
人生の価値観も、人それぞれかとは思いますが、せっかく考えるキャパを持っているのですから、有意義に駆使したいと私は考えます。
宜しければ今後も、お付き合い下さいね。
やはりどんな作品も終わりあってこその寂しさと面白さですね‥‥‥。かという自分も途中で詰まって筆が遅くなってしまうので、この記事は自分にとっても教訓となりました。
作者からの返信
>鞠 杜磨 様
コメント、ありがとうございます。
筆が遅くなるのは、プロの方でも良くあるそうです。
大切なのは、ラストシーンを目標とする事ですね。
何が言いたかったのか、何を訴えたかったのか、が初めて現れるワケですから。
生きている人間である以上、知り合ったモノには、必ず別れが訪れます。 始まりがあれば、必ず終わりがあるのです。
物事は全て、輪廻とも言える、この悟りの輪から外れる事はありません。
『 菩薩 』のまま創作を続けると、煩悩に苦しむ事になります・・・
テーマが先か、物語が先か。迷うところではありますね。テーマが先行すると説教臭く、物語が先行すると内容が浅くなる。単純に考えると、そういうことになるのでしょうか……。私の場合、どうだったんだろう……。
作者からの返信
>一沙 様
ほとんどの創作の始まりは『 憧れ 』からだと思います。
主人公に言わせたいセリフ、物語のシチュエーションなど、本文中にも出て来ましたが、『 願望 』の部分。
ここで、そのまま創作を始めれば、テーマの無い物語・・・
冷静に考え、どうしたらそう言った展開に持って行けるか・・ いわゆる、プロット制作です。
ここで、テーマが現れます。
テーマに沿って、物語の展開も変わって来るでしょう。
言うなれば、テーマは『 後付け 』の場合が多いのではないかと思いますよ?
ああ、これはまさに言いたかったことです。なろうで四十万文字越えてブクマも万の桁数行ってる作品なのに、それだけ紙幅を割きながら最初のダンジョン一つ攻略できてない作品がありました。文庫本数冊分費やして何やってんだ?と目次を開いてみたら入り口付近でハーレム勢とイチャコラしてたという。
それでいて、ちゃっかり書籍化したあげく単行本1冊に収まってるんですから
編集さんの力は偉大だなと思いました。
作者からの返信
>水原麻以 様
コメント、ありがとうございます!
長編であっても、テーマがしっかりして、物語の展開がブレていなければ、それなりに読めるのですけどね。
編集さんは、『 仕事 』ですから。 見事にまとめあげます。
ついでに、作者もまとめられてしまっている場合もあります。(笑)