応援コメント

参〜ことならば 咲かずやはあらぬ 桜花 見るわれさへに 静心なし」への応援コメント


  • 編集済

    >昼食を食べながらも、わずかな動きも見逃すまいと言わんばかりに部員たちの演技を目で追っている。

     これほどまでダンスの方に集中していると食べる方がおろそかになって、ぽろぽろこぼしそう。
     私は、人間というのは、ふたつのことを同時に100%の力ではできないと思っています。
     ない時間を割いて、部員たちに付き合っているんだとは思うのですが。
     ダンスを見る方に集中すると、食べ物をぽろぽろこぼしてしまう(→威厳がなくなる)
     こぼさないようにしようとすれば、ところどころで目が離れてしまう(→ダンスの全体を通した一連の流れが捉えきれない)

     たとえば、『カ○リーメイト』のゼリータイプのように短時間で摂取できるもので昼食を済ませ、あとはダンスの観察、指導に専念するとか。
     ちなみに、カロ○ーメイトのブロックタイプは、ぼろぼろ崩れます。あれ、もうちょっとなんとかならないかしら?

    >うっわ恥ずかしい、と、桜子は肘を膝に立てて背中を丸くし、持っていた参考書を顔に押し当てた。

     ここの部分は、年相応の女の子らしくて可愛らしいですね♡

    >「まだ戦前にね、この土地にはすごい大きな桜の大木があったんですよ。かなり見事で、この地域の花見の名所だったらしくて。蕾の頃から葉桜が全部葉っぱに変わるまで、人が絶えないくらい。だけど震災で倒れちゃったんだって」

     なんで桜子ちゃんはそんなことを知ってるの?
     看板に書いてることを先生に説明しているわけではないですよね?
     お婆ちゃんとかお母さんから聞いたのか? それとも、代々学校の先輩から後輩へと引き継がれているのか?
     別の先生から聞いたということもあるか。

    >「私なんて全然、まだまだですよ」

     全くぶれることのないトップの成績に対する正直な意見のつもりだったが、切るように冷ややかな声が返ってきた。

     またですね。何故でしょう?

    >桜子の第一志望の国立大学は、国語の問題、特に古典や漢文が特殊なことで昔から有名だった。

     どこの大学ですかね〜?
     東京大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学辺りかな〜?
     敢えて1校に絞るなら名古屋大学でしょうか? 年によっては、東京大学以上の難易度になることもあるらしいし。

    作者からの返信

    魔女っ子★ゆきちゃんさん

    毎回、ご丁寧なコメントに感謝ばかりです。
    改稿してみてからお返事を、と思っているのですが間に合いません。先にお礼だけ……
    お昼ご飯、おっしゃる通りかも。確かに真剣にみていたら箸が進まないかもしれませんね。部活のメンバーと一緒に早弁させるのがいいかも。

    植樹に関しては、自分の経験からですね。
    出身校はお母様、お婆さまなど代々、同じ学校出身のかたが多くて、というのが一つ。
    それから歴史が古い学校は、学校の歴史というものが授業なりなんなりの時間に組み込まれまして、各時代で学校が貢献したことなどなど学ぶのでした。
    物語の中には書きませんが、その様な背景のある学校は我が出身校だけではないと思います。

    国立大学はモデルがありますが、ご想像にお任せいたします。

  • 引き続き、失礼します。

    細かいところついていきます……!

    >だけど震災で倒れちゃったんだって」

    ~地の文~

    「地震の被害でこの辺りもひどい惨状だったんだって。

    慣れない説明をするので、たどたどしくなってるのかもしれないのですが、だって、だってになってるなぁ、と思いまして。
    この後の桜子の説明の仕方も高校トップにしてはもう少し上手くても良いかな、とも思ったのですが、仕様でしたら、すみません。
    ご一考いただけると幸いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。少し変えてみました。
    個人的には、こういう普段の他愛もない会話なので、学校の成績と話し方はそこまではっきりとした関係はないかしら、とも思ったのですが、ご指摘周りのところ、マイナーチェンジをしました。
    ありがとうございます。

  • 昔、中学生向け通信添削の指導員をしてたんですよ、私。それで、長期休みには講習会で授業するんですけど、宿題とか教えてーって来られるとものすごく緊張するんですよね。そんな記憶がよみがえりました(笑)しかも、教科が国語なもので。

    作者からの返信

    お返事遅れてごめんなさい。
    宇部さん、国語ですか。やっぱり! エッセイ読んでいると、そんな先生に教えていただきたいです。

    教師も人間ですから、完璧ではないですものね。緊張〜。中学生というのを読んで、家庭教師のバイト時代を思い出しました。

  • うーむ、ダンスがロンドンにつながるのかなー。

    高校教師、かならずしも勉強得意ではありませんからねえ。
    学年トップの子がすごく賢く思えたり、
    質問されて答えられるかって不安になったりはありそう。

    作者からの返信

    ですよね、高校以上になると、生徒の方が鋭いことも多いですから。
    先生だってドキドキです。
    ダンス部にしたのは、夢中な姿が他の生徒先生にも見えやすいからと、舞台系は受験に入っても、練習を見てあげたり裏方として参加できるからです。

    編集済
  • 描写が素敵!
    で、終わらせたいのですがひとつだけ、蜜柑桜様の描写に足りないものを見つけました。

    えっと、季節は冬になりました。
    >木枯しに枯れ葉が舞う頃
    >薄雲のかかる寒空を見上げて
    と『説明』されておりますが、まったく寒さが伝わってきません。
    この日は暖かかった訳でもなさそうです。私なら白い息を表現するとか、手をこすり合わせる仕草をさせますがどうでしょうか?

    それにしても外で待つのは寒くないでしょうか?
    かなり。
    あと、始業式から半年以上過ぎていて、踊っていた事を言われてすぐに思い出せるかどうかは疑問です。その日がよっぽど特別ならあり得ますけど。

    作者からの返信

    えーきちさんのご意見はいつも参考になります。どうにか変えられるかな、検討してみます。
    そうねえ、なんであんなさっむいのに高校の時って外にいても平気なのか、私も今じゃ疑問です……元気すぎる。

  • 春川さんのキャラクターがいいですねー。いそう。どちらかといえば男の子に多いタイプの性向なのですが、女の子でもこういう子はいるんですよね。驚くことに、そういう子はたいてい優秀で、垢抜けない風な癖に美人なんですよね。と、私の経験が言っています。

    作者からの返信

    男の子に多いタイプなんですか!?
    それは初めて知りました……思春期の男の子は私には未知の世界です。

    うん、でも確かに、我が校の出身者は社会に出ても男性顔負けにバリバリに働いている子が多くて、「みんなすごい……」と尊敬します

  • なぜ、ラストでざわついたんだろう。
    なんでー?

    作者からの返信

    ご想像に……お任せします(この後のお話で想像していただけたら……)

  • ほう。公園の邂逅のシーンを秋に持ってきましたか。これは多分新しいですね。
    すごく自然ですごくリアルです。さすがです。ちなみにあの手の入試の問題は正解を書くことよりも持論を展開することの方が点になるんですよねー、あの大学は。ほんとひねくれてますよね。

    作者からの返信

    新しいですか?
    なんだか自然にこうなりました。

    この作品はほんと、リアルの追求と言ってもいいかも。

    あ、ゆうすけさんは解りますよね。そこまで実情に反ってはいないでしょうけれど。あの大学は本当に、どれも問題の癖がすごい。そうか持論の展開が大事なんですね。初めて知った……笑

  • 春川さんも古典には苦戦もしているようですが、教わった時の反応を見る限り、好きか嫌いかと言われたら間違いなく好きなのでしょうね。
    面白いと言った彼女の、いきいきとした表情が浮かびます(*´▽`*)

    作者からの返信

    古典は好きで得意でしょうが、受験校が一癖二癖。
    よくある話です。

    根は素直な子みたいです。

  • どこか冷めた感じに見えて、ダンスには熱心な春川さん。
    踊っているところを見られたことに恥ずかしがっていますけど、これが彼女の素の表情なんだって気がします。

    恥ずかしいことなんてないです。好きなことができるのは、素敵なことですよ(*´▽`)

    作者からの返信

    そうなんですよねー。好きなことがあってそれができるって、本当に素敵なことだと大人になってから思います。

    リアルな高校生が描けていたらいいな、と思います。