番外篇:ギンヤとキマリのムシラジオ
ギンヤ「さあ始まりました! ギンヤとキマリのムシラジオ!!」
キマリ「ぱちぱちぱちぱち」
ギンヤ「さて。今回ルリリが森林大会で優勝する目標を掲げた訳だが、母親としてキマリはどう思う?」
キマリ「ん。ぜひとも頑張ってほしい。応援してる、とっても」
ギンヤ「そ、そうか。やけに饒舌になったな」
キマリ「ふふん、当然」
ギンヤ「ま、これからルリリの戦いが幕を開ける訳だが、他にも強敵がわんさかいるしなぁ」
キマリ「違う。ルリリは必ず優勝する」
ギンヤ「とりあえず出場者を見ていくぞ」
キマリ「ん、了解」
ギンヤ「まずはエントリーNo.1、ショウ。こいつはまあアレだな。空気の弾丸と手数が多くなる。ルリリにとってと非常に厄介な相手だ」
キマリ「ものともしない防御力があれば別かもだけど」
ギンヤ「まあ、クローゾみたいに厄介な装甲がなければそうそう負けることは無いんじゃないか?」
キマリ「アルケス、あれは相手が悪かった」
ギンヤ「そうだよなー」
キマリ「ん、次」
ギンヤ「オーライ。続いてエントリーNo.2、ネフテュス。いやぁ、あいつもよく頑張ったよ! 先の戦いでの活躍もそうだけど、良くここまで来たなって思うよ」
キマリ「ルリリからも聞いてる。ネスはとってもひたむきだって」
ギンヤ「お前もその呼び方なのかよ……」
キマリ「当然、呼びやすい方が正義。次行こう」
ギンヤ「あー、はい。エントリーNo.3、レ──ゲフンゲフン! ノーネイム選手。彼女は多分あれだな、目の色も赤いから赤い〇星のなんたらとか、速いものに憧れでもあるんだろう」
キマリ「どう見てもレーカだよね?」
ギンヤ「それは言わないお約束だぞ。まあいい最後行くぞ。エントリーNo.4、我らが応援するべきルリリだ!」
キマリ「ぱちぱちぱちぱち!」
ギンヤ「ここだけは拍手なのなお前」
キマリ「うちのルリリは強いよ。もう本当に頑張って欲しい」
ギンヤ「親バカもここまでくると面白いな」
キマリ「ん。それは許さない」
ギンヤ「おい、やめろって! 頭! 頭潰そうとするな! やめ────っ!!」
キマリ「これにてラジオは終わり。私はギンヤをシメる」
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