野良侍の斬り合いとみせかけて

SEN

野良侍の斬り合いとみせかけて

台本:SEN  声劇3人台本(不問) 所要時間:約15分~20分



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勇三郎 :

僊一郎 :

たぬ二郎:





本編↓



勇三郎「ご両方…よござんすか?まずはこの物語の登場人物、我ら三人の自己紹介からじゃ」


僊一郎「うむっくるしゅうない…はよぅはじめていきましょうぞ」


たぬ三郎「準備はいつでもできておる…まずはお主からじゃ、勇三郎殿」


勇三郎 :うむっ…では失礼つかまつる…(変な咳払い)…世界一の侍になるため流浪の旅をする中年。ついでに生き別れの兄弟を探しているが居たらいいなぐらい、冷蔵庫最近古くなったな~買い替えっか!ぐらいの気持ちで富と名誉を捨て旅にでちゃった。次!僊一郎殿」


僊一郎 :へぇ…よく漢字読めましたね…では失礼して…(変な咳払い)

自分が何故存在するのか剣の道にその答えがあると信じ流浪の旅に出る。写真に写る長男の姿を頼りに探しに旅に出るがいつも飛ぶ鳥や道端に咲いてる花の方が気になっちゃうの。ネクストたぬ二郎」


たぬ二郎:もぅ設定もクソもあらへんねんな?じゃぁ…やるで?(粋な咳払い)

村一番の剣豪になり全国へ遠征を試みる、道場破りを繰り返す。自分が何故こんな名前なのか、何故こんな鬼滅の○の主人公みたいな名前をしているか、何故付けたか、問い詰める為両親を探し出し改名しろと脅す為旅にでちゃう。こんなとこかな?」


勇三郎「うむっ…中々に過酷な過去を持っておるのだなご両方」


僊一郎「そういう勇三郎殿こそ…(煽り)冷蔵庫はいきなり壊れると大惨事どすからぬぁ?」


勇三郎「くっ!言わせておけばっ!!(斬りかかる)でゃっ!」


たぬ二郎「あ、これもぅ始まってんのか…お主らやめぃい!!」


勇三郎「ぬぬっ!何やーつ!」


たぬ二郎「いゃさっきからおるし」


僊一郎「居ましたねそういえば…えーと?(笑いながら)たぬ二郎殿でしたかな?」


たぬ二郎「はいあかんお前死んだ~名前馬鹿にしたー死んだ~殺す~」


勇三郎「まぁまぁ…(笑いながら)たぬ二郎…殿?w」


たぬ二郎「無理もぅ消す~何回も切り殺す~塵も残さない~」


僊一郎「冗談じゃよたぬ二郎殿、勇三郎殿も…(シャア風に)やめたまえ」


勇三郎「むっ…お主が先に煽ってきたんじゃろうが…まったく激おこ」


たぬ二郎「ふーっ…拙者ともあろうものが…少し取り乱したようだな。(仲間由紀恵風に)こりゃ失敬」


勇三郎「まったく…さっきから貴様らずるいぞ?俺にも何かボケさせろ!」


たぬ二郎「え、ちょっとまって何言っちゃってんのお兄さん」


僊一郎「まったく…仕方ないですねぇ…どんな感じがいいんです?このあとの台詞から随所に入れていきますから」


勇三郎「美味しければ文句はない。…あと目立てば…あとモテれば…あとーー」


たぬ二郎「多い多い!欲張りかっ!友情と勇気と希望と混沌と平和と自由と愛と勇気の戦士セーラームーンとか言うぐらい多い!!」


勇三郎「何か一か所ネガティブだったな…あ、ほらぁ!またツッコミが美味しいではござらんか!!僊一郎殿!」


僊一郎「知りませんよ~拙者は何も知りませんし聞いてません…(ボソッと)こんな話だったかな…」


たぬ二郎「とにかくこのままじゃ勝負がつきませぬ!」


勇三郎「うむっ…(中尾彬風に)そう、じゃったな…へへ~///」


たぬ二郎「嬉しそうやなぁ」


勇三郎「拙者もボケたかったんでござるよ(谷村新司風に)ありがとぅうふ」


たぬ二郎「うっわー…イキイキしとるやん」


僊一郎「剣じゃ勝負はつかないとみました…どうです?ここは…コレで」


勇三郎「いいね…UNO?」


僊一郎「いいえ…これは、あ、これ乃木坂のトレカだ」


たぬ二郎「何集めとんねん」


僊一郎「うるさい!間違えたんだよ!!っこっちだ!」


勇三郎「そ、それは…白紙トランプ…お前なんてものを…」


僊一郎「気づいたかラオウ…これは好きなことを書いて演者に引かせることができる魔法のカードだ…用意するものは簡単、メモでも何でもいい。そこにモノマネする物を書いてシャッフルする…そして順番に引いて演じる…どうだ?怖くなってきただろう?俺も書いといてなんだが不安でいっぱいなんだ」


たぬ二郎「え、ちょ、まって?冷静になろ?できるも何も言ってない状況でこの強制力…なんやねんこの台本」


勇三郎「ここまで強制力のある罰ゲームは拙者、初めて♡」


僊一郎「うん、可愛い///」


たぬ二郎「あんたらとはやってられんわ~ほな、やめさしてもらいます~」


勇三郎「(喰い気味に)にがさねぇよ?」


僊一朗「じゃぁ…いくぞ?…(シャッフルしてください)」


たぬ二郎「(アドリブで嫌がってください)」


勇三郎「前半の伏線踏んでんのか~やるなぁSEN兄」


たぬ二郎「褒めんな!!施されるな!!!調子乗るからまじで勘弁して?」


僊一郎「一番手!参るっ!(引いたカードのモノマネをしてください)」


たぬ二郎「…次私やんな?ほんま嫌やねんけど」


勇三郎「相変わらず無茶苦茶な台本書くけど面白いな~さすがやわSEN兄」


たぬ二郎「なぁ何なんこの台本師得な台本」


僊一郎「オレ得台本ですが何か?次!!たぬ二郎いくで?(引いたものを読み上げてください)」


たぬ二郎「(モノマネをどうぞ)」


勇三郎「もぅ事故だな」


たぬ二郎「酷すぎる…」


僊一郎「ではトリとなりました…勇三郎殿っ準備はいいかな?」


勇三郎「あかん言うてもやるんやろ?」


たぬ二郎「あたりまえです。私事故ってますから。多重クラッシュといこうぜ」


勇三郎「ここは…停戦といきませんか?」


たぬ二郎「(喰い気味に)はい引いてくださいー」


僊一郎「ん~…じゃん!(引いたカードを読み上げてください)」


勇三郎「(モノマネをどうぞ)」


たぬ二郎「おい、どうしてくれんねんこの空気」




※まだやりたい方はクジが無くなるまでやってどうぞ




僊一郎「次回予告」


たぬ二郎「こいつ終わらせにきたで」


勇三郎「斬り合いながらも雑談しながらも笑い合いながらもついに天下の台所へついた3人、だがそこにはさらに恐ろしい剣豪が待ち構えていた!果たしてその剣豪とはぁ?!」


僊一郎「次回【野良侍の斬り合いとみせかけて】第2話「ほんとは次回なんてない」を全裸待機で、待て」


たぬ二郎「もぅ二度とやらんからな?」





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