喪失感と虚無感にあふれる日常と社会の表現が逸脱

 何気ない日常。
 確かに、ただ読めばそう感じるだけかもしれない。
 未だに話の展開は無く、短かったので星一にとどまっているが、作者の文章力と表現力は素晴らしいものがある。
 一般的で平凡な生活を送っている主人公だが、確かに心に深い闇を持っているのを、回想だけでなく、職業や行動からも読み取らせてくれる。
 素晴らしい。
 是非、更新を続けてもらいたい。

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