とりあえずの最終回 語彙ってそれほど必要だろうか?
今回は一応の最終回となります。
〆まではとりあえず書くと宣言した以上、終末のラッパが鳴るところまでは書こうと思います。
今回は最終回なのでなるべく自分の言葉で書いていこうと思います。
さて、タイトルの語彙についてですが、カクヨムでの私の観測範囲内だけの話かもしれませんが、語彙について苦労されている方が多いように見受けられます。
でも、それって本当に必要なんだろうか?という方向に向かっている人もいます。
例えば、「日本列島の特徴は○○です。」を英訳するときに列島をArchipelagoと訳すのに力を使ってしまって、本当に伝えたい「特徴は○○です。」の部分に力を使えなかった。
だったら、Japan has 4 Islandsくらいのざっくりした主語から始めて、書きたい部分を延ばせば良かったと後悔するなど。
次の例えばとしては、山に登ることを考えてみましょう。
富士山に登るときに高尾山に登るときと同じ装備では流石に山をなめるなと怒られることもありましょうが、逆に近所の裏山の神社にお参りするときにスーツとネクタイではなぜいけないのか、それを咎めていないのか。
近所の裏山に登るのに、エベレストやK2(あるいはチョモランマやゴッドウィンオースティン)に挑むような装備をしていないか。
身についた語彙の重さに身動きが取れなくなってないか。
山に登るの例は、リアルの知り合いでいたんですが、彼は中高生の読者を想定し、開かれた作品にしたいと常々言っている割にはいつものように低くない知力と語彙力をほぼ全力で使って作品を書いてしまいます。
また、設定についても某、宇宙で1年戦争をするアニメの如く屋上屋を架してしまっているので、彼の作品を一通りつきあわされて読んだ身としてもよくわからなくなっています。
自戒も込めて適正な装備(語彙セット)ができているか見直していきたいものです。
「御屋形様、ここはあえて捨てるという選択も必要かと。」
今回の一連の駄文は、一応完結したし、最近の好きな作品の紹介もできたし、作品について考えている振りもできたし、何より書いていて、ある程度面白くて発見もあったので、「誰が」や「何が」をあまり気にせずに、読んだり書いたりして面白い作品を読んだり書いたりすればいいじゃないかという原点回帰をできたことが大きいと思います。
さあ、細かい考証は気にせずゴーストオブツシマをやろう。
(こういうところが文章書くのに向いていない)
2020/7/28 完
商業化100作品ほどを読んでみた結果 宮脇シャクガ @renegate
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