応援コメント

第217話 蠱毒」への応援コメント

  • 殺し合いこそが、殺し合いを上達させる。

    『ミザハを好ましく思っている自分は、歪んでいる。』

    支配者階級にのみ血を流させることと、支配者から大衆まで国の民すべてに血を流させる方法を選ぶことは同じ。

    シャルルから見るとミザハは、自分と主義は正反対だけれど、フェアで、鮮やかで、巨悪で、彼なりの正義を貫いているように映るんですね。

    「どうやら、僕は根っからの悪人」

    ↑ やっていることは自分も、ミザハと何ら変わらないという、自責の念からくるものなのでしょうか。

    ミザハの鮮やかな手腕や頭脳、自分を特別視しない態度などにシャルルは惹かれるのでしょうけれど…………

    自分の歪みを認めたうえで「流れる血は少ない方が良い」と考えられるシャルルは、この時点で彼と対極のように感じました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    おっしゃる通りで、ミザハとシャルルは同じような思考回路を持ち、双方にそれなりの信念があるっていう似通ったキャラなんですけど、何を信念としているかで手段や思想が真逆になるようにデザインしました。

    同じで、対極。

    そんな感じです。