応援コメント

第85話 Letter_2(I'LL COME BACK FOR YOU)」への応援コメント

  • 完結お疲れさまでした!
    非公開になる前に読み切れてよかったです!!
    汐音が魂を削りながらスケートに向き合う様子に、ドキドキしながら読みました。
    彼女の周りにいるスケート仲間というか同志たちとの青春の要素も、内面の哲学の世界といつも相乗効果があって凄いなあと思いながら拝見してました。

    あとがきも拝見して、「氷上のシヴァ」は私の背骨、という言葉にグッときました。
    書いた物語ごとに世界ができていくけれど、その中でも自分の投影度や世界観の広がりには一つ一つ違いがありますよね。
    天上さんにとってとても大切な作品であることが、本文でもあとがきでも端々から伝わってきました。
    太宰治賞、ご健闘をお祈りしております!

    作者からの返信

    丹寧さん

    お読みいただきありがとうございました。
    丹寧さんのような大変筆力の高い方にお読みいただけたこと、本当に背筋が伸びる思いでした。
    後半の合宿パートは大幅に加筆修正したもので、スケーター達の群像と汐音(そして刀麻)の対比を非常に意識しました。やり取りの際のエモーションを描き出すのには苦労したので、読み取っていただけて報われる思いです。

    書き手の方ならば皆代表作と言いますか、一際思い入れの強い作品があると思います。私にとっては氷上のシヴァがまさにそれでした。
    丹寧さんには第一章から見守っていただき、本当に感謝でいっぱいです。
    今まさに太宰賞への最終推敲中で煮詰まっていたところでしたが、コメントをいただき勇気が湧いてまいりました。
    最後まで頑張ります!
    本当にありがとうございました。


  • 編集済

    完結お疲れ様でした✨
    とはいえ、杏さんのこと、ギリギリまで改稿を重ねるのだろうなと思っています。
    こう言っては失礼かもしれませんが、登場人物が皆、杏さんと重なって見えました。彼らの苦悩は杏さんの苦悩であり、彼らの心の昇華は等しく杏さんの心、そんなふうに常に感じられました。というのも、書いては推敲を重ね、近況で報告する姿、皆さんのコメントに対するお返事のひとつひとつが、同時に進行する作品と合わせて一つのドキュメンタリーのようだったから。
    ひとつの大きな物語を紡ぐ作者の格闘をリアルタイムで拝見する機会を得られたのはWebだからこそ。
    完結した6章と合わせて、貴重な体験をさせて頂きました。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    満つるさん

    お読みいただきありがとうございました。
    登場人物が私と重なって見えた……これ以上ないほどのお言葉です。
    そうですね、本当に私の色んな部分を投影したというか、殆ど託すような気持ちで書きました。
    書きながら私自身も巻き込まれていくような感覚でした。
    圧力や熱量はもう十分解き放ったので、この後は冷静に、ギリギリまで推敲をしようと思います。
    こうして満つるさんに見守っていただけて、カクヨムに投稿して本当に良かったと思いました。リアルタイムで小説を更新していくのは初めての経験で学ぶことが非常に多かったです。

    長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

  • こんにちは。
    完結おつかれさまでした!
    第六章は、以前の各章にも増して心情描写が細やかで、汐音ちゃんのとんがった感性に、天上さんの魂が込められているような心地がしました。
    この世界と折り合うのか、どこかへ行ってしまうのか、それともまったく新しい世界を自ら作り出すのか、、か細い線のうえを下を見ずに際どく歩いてくような汐音ちゃんを危うい気持ちで見ていましたが、未来ある道のうえに着地したようで、ほっとしました。
    読み応えのある物語を、ありがとうございました!

    作者からの返信

    久里さん

    お読みいただきありがとうございました。
    久里さんには連載初期の頃からずっと読んでいただき、本当に感謝しております。
    感性や人格は、キャラの中で汐音が一番私に近いかもしれません。その分、深く入り込んで書けた気がします。
    紆余曲折ありましたが、無事未来への着氷に導けて、作者としても本当に良かったと思っております。
    本当にありがとうございました。

  • 第6章 完結お疲れ様でした。

    私の中では、登場人物では汐音ちゃんが一番、感情移入できた人物で、文章を読みながら一緒に苦しかったり、トリプルアクセルを飛べて嬉しかったり、トーマが出てくると、怯えてみたり(トーマは怖い存在です)

    そういえば、フィギュアシーズン、真っ盛りですね。ジャンプの中では私は、やはりトリプルアクセルが一番、美しいと思います。
    ジャンプ以外ではツイズル。氷上のシヴァにはツイズルのシーンが沢山出てくるので、それも楽しかったです。


    作者からの返信

    風梨さん

    お読みいただきありがとうございました。
    汐音に一番感情移入していただけたとのこと、感無量です。一番一筋縄ではいかない主人公で、本当に苦しい思いをしながら書きました。少しでもリアリティが宿っていたのなら嬉しいです。
    トーマの怖さを感じてくださったとのこと、ありがとうございます。かなりホラーの文脈を意識して書きました。私にとっても、トーマは怖い存在です。

    トリプルアクセルは本当に魅力的な、特別なジャンプだと私も思います。
    ツイズルは書きやすいので、ついつい取り入れてしまいがちでした(笑)美しいステップですよね。
    フィギュアスケート好きな風梨さんに読んでいただけたこと、大変励みになりました。
    本当にありがとうございました!

  • 6章完結、おめでとうございます!
    汐音ちゃんの一人称は、今まで読んだどの主人公よりも、刹那的というか、それでも大胆な感じで、だけど繊細で、読み手の精神が揺さぶられるほどエモーショナルだったと思っています。
    公開期間終わるまでじっくり読ませていただきます。

    作者からの返信

    黒崎さん

    お読みいただきありがとうございました。
    同じフィギュアスケート小説の書き手である黒崎さんに読んでいただけたこと、大変身が引き締まり、背筋が伸びる思いでした。
    汐音の一人称語りは、本当にイタコになったようで、書きながら毎回苦しかったです。繊細さと大胆さの両方を感じ取っていただけたのなら何よりです。
    お時間ありましたら、またよろしくお願いします。
    長らくの応援、本当にありがとうございました!

  • 6章完結、お疲れ様でした。汐音の内面は深く、複雑かつ繊細で、私も思春期の頃はこうだったかもしれない、と思い返しつつ読ませていただきました。これ程、人の精神に向き合った小説に出会う事はなかなか無く、とても読みごたえがありました。

    作者からの返信

    rainyさん

    お読みいただきありがとうございました。
    汐音の思春期の揺らぐ繊細な心を感じ取っていただき嬉しいです。
    小さなところまでなるべく誤魔化さず、見極めて書こうと必死でした。くみ取っていただき、報われる思いです。
    応援、本当にありがとうございました!!

  • あいつはいったい何者なの?
    現実にトーマはいると思う。
    自分にはない何かの輝きがあって、理屈ではなく、何かを気づかせ、己を成長させてくれる。
    それともトーマは自分では気づいていない本当の自分自身?

    今気づく事は出来なくても、すぐ近くに、私にとってのトーマがいるはず。心の目を失くさずにいたい。必要な時に会えますように。
    本当の自分自身を見失わない為に。

    6章完結、お疲れ様でした!
    どこまで読み取れたかは「?」ですが、読者なりの解釈でも良いのかな?って思っています。

    トーマに出逢う事ができた汐音のここからの成長を願って‥‥‥

    作者からの返信

    ふうこさん

    お読みいただきありがとうございました。
    トーマについての解釈をありがとうございます。まさにその通りです。
    トーマというのは誰の心にもいる(!?)本当の自分なんですね。誤魔化したり押さえつけたりしている、原初的欲求の具現化といってもいいかもしれません。
    しかしこの小説を難解にしてしまっているのは、その心の中にいるトーマとは別に、本当の刀麻という存在がいて、その二つがしばしば重なり合ってしまうということです。
    ここをもう少し分かりやすく書くべきでした。反省です。
    それでも、ふうこさんがここまで読み込んで下さったのなら十分です。
    本当にありがとうございました。

  • わぁっ! ここで章の一区切りですか!
    汐音ちゃんの己の中にある負の部分と向き合うシーンが、めっさ刺さりまくりの第六章でした。性徴を乗り越えての成長。諦めの悪さは美徳でもありますね☆
    高崎のラーメンと言えば「だるま大使」ですが、駅からだと離れてるんだよなぁ。

    作者からの返信

    愛宕さん

    最後までお読みいただきありがとうございました。
    あきらめの悪さは美徳――スケートでも小説でも、本当にそうだと思います。
    >だるま大使
    そうです!まさに、この時洸一の脳内にあるラーメンはだるま大使です!
    高崎問屋町の駅のすぐ近くにも支店があるので、もしかしたら彼はこの後そこに行ったかもしれないですね。
    長らくの応援、本当にありがとうございました。

  • 6章、完結、お疲れ様でした。

    読み応えがある内容で、途中からの精神とスケートとの融合が、あらたな視線で、とても読み応えがありました。

    作者からの返信

    アメたぬきさん

    最後までお読みいただき、ありがとうございます。
    読み応えがあったとのこと、苦悩を重ねながら書いた甲斐がありました。
    精神とスケートの融合をこれからも書いていけるよう精進してまいります。
    本当にありがとうございました!