冬野さんは心理描写も巧みですが、エピソードの名前の付け方もお上手ですね!
そして、戦の中で育った頃こその苦悩。平和の中で何をしていいかわからない切なさがとてもよく伝わりました😌💕
作者からの返信
# 蒼瑠璃さま
コメントして頂き、ありがとうございます。
こちらの話も気にかけてくださって嬉しいです。
そして、エピソードの名前のことを褒めていただいて光栄です。
正直に申しますと、個人的には、ちょっと安直すぎるのではないかと不安でした。
(もともと《亡国の騎士とユリカゴの少女》を書いていた時はどこかに投稿することを想定していたものではなかったので、当然ながら各エピソードごとの名前もなくて、こちらに投稿する際に、その都度考えてつけていました)
それでも気に入ってくださったのなら、胸をなでおろす思いです。
そしておっしゃる通り、ラルフは、今までずっと戦場の中で生きてきた人間ですから、急に戦争が終わって何をすればいいかわからない状態となります。
そんな彼が、これからあの名もなき山村でどう適応していくのか、そして急変してしまった環境(リヒテ王国が滅びた事)をどう受け止めるかが、今後の話で重要になっていきます。
それでは、お手すきの際にまたお読み頂けたら幸いです。
傷の治りが早いなんて?!
ラルフは普通の人ではない?
戦の中で生きてきた人には、平和にすぐには馴染めないのでしょうね。
不思議な感覚ですよね。人は環境に染まりやすいということでしょうか。
ラルフの今後が気になります!
作者からの返信
# 遊井そわ香さま
コメントして頂き、ありがとうございます。
いつも読んでくださって、たいへん励みになっております。
ラルフの正体や、なぜ彼の傷が早く治るのかは、もう少し話が進むと明らかになります。
そしてちょっとだけネタバレしますと、ラルフは少年兵出身で、子供の頃に親を失い、すぐ軍に入ってずっと戦場で生きてきた人物となります。
物心つく前から戦争中だった国で、戦場しか知らない人間からそれを取っ払うと、これから何をして生きていくべきなのか……いろいろ悩んでいる状態ですね、今の彼は。
それでは、お手すきの際にまたお読み頂けたら幸いです!