コロナ時代の新標語

感染（うつ）して止まぬ

我が部屋からコロナを倒すぞ引きこもり

（我が家から敵が討てるぞ経済戦）

使わぬマスクも忘れず転売

（使はぬ保護具も忘れぬ手入れ）　

感染（うつ）して止まぬ

（撃ちてし止まむ）

今日も休校　明日も休校

（今日も決戦　明日も決戦）

自粛一億無活躍

（進め一億火の玉だ）

人恋し　これが倫敦(ロンドン)　紐育(ニューヨーク)

（日の丸で　埋めよ倫敦　紐育）

欲しがりません夏までは

（欲しがりません勝つまでは）

ＤＶＤの一枚はマスクの一枚

（石油の一滴は血の一滴）

金は捨てても、使用済みマスクは捨てるな

（権利は捨てても 義務は捨てるな）

贅沢は敵だ　リゾートクルーズ・屋形船・ライブ・カラオケ・スポーツジム・ナイトクラブ・ゲーセン・パチスロ・花見・居酒屋・外食……ああもう全部だ！全部敵！

（贅沢は敵だ）

どこの誰にもマスクを配れ

（何が何でもカボチャを作れ）

子も孫もささやけ　罪だ、はしゃぐ声

(子も馬も 捧げて次は 鉄と銅)

たらりたらりは花粉でたらり

（足らぬ足らぬは工夫が足らぬ）

消毒用アルコールは足りぬがストゼロを飲む

（米が足りぬにまだ飲むか）

紙マスク七度使えば、ただの紙、必需品の一つ一つが輸入品

（廃品も 七度生かせば、国の為、廃品の 一つ一つが 国の楯）

笑顔で受け取る布マスク

（笑顔で受け取る 召集令）

レジを打つ　私もコロナの人柱

(鍬執つて おれも 興亜の人柱)

土土日日有有無

（月月火水木金金）

マスクで働き笑って帰宅

（黙って働き笑って納税）