後書きですにゃ
後書&駄文と反省
「ネコミミの少女の話し描きたいなあ~」それだけで始まったこの作品。
『灰の魔女 ~アオイ日だまり~』を執筆中にそんなことをふっと思いついたのです。
丁度そのとき魔界の森で『シシャモ』と『ウグイ』って獣人が出てきていたのでそのまま『シシャモ』を主人公にしました。
後はRPG的な世界観と魔物が主人公だけど正義を目指して頑張るけど勇者になれずに魔王として世界を救うこと、弱い魔物だけど何らかの方法で力を得て強くなる。
この3点だけ決めて執筆開始したわけです。
強くなる=変身と安直な考えの元、ベルトさんを腰に巻くことになり、じゃあシシャモ異世界転移だねとこういう流れです。
他の小説に比べ決まっていないことが多すぎるこのお話は当初考えていたギャグチックに俺Tueeeeをいくのとは違う方向へ……
しかもキャラクターをなんとなくしか決めていなかった為にポムなんて全く違う人になってしまいました。
プロットの大切さを実感した次第です。
ただ行き当たりばったりで書くことは楽しくもありました。
いざキーボードを叩こうと思っても何も出てこなかったり、登場人物をもて余してみたり、今となってはいい思い出です。
正直苦しいときもあったこの作品を完結させれて良かったと思っています。
心残りがあるとすればアースの方の世界をもう少し詳しく丁寧にかけると良かったかなと。
《人物紹介》
『シシャモ』
主人公。著者の趣味からネコミミヒロインとして抜擢。口は悪いが基本優しい子。
お昼寝好き設定も連戦の前ではあまり生かせず。
家族の名前の『マグロ』『メバル』『カレイ』は魚の名前です。
そして語尾に「にゃ」が必ずつくことから予測変換に「~にゃ」が上がってきて他の登場人物や作品に伝染したりプライベートのメールの語尾に「にゃ」が入りそうになることしばしば。
『ペンネ・フェデリーニ』
おどおどした吸血鬼……じゃなくなった。途中からなんかユリユリし始めた。そして怖い。
基本空に浮かんでいて無限に魔法打てるので最強なんじゃないかな?
因みにこのフェデリーニ一家の『ダンジェロ』『ファルファッレ』『イーネ』はパスタの名前です。
『燕』
必殺技名が1番多い子。刀を使うからイメージがしやすかったからです。
当初は峰打ちだけで最後までいく予定でしたが途中斬ってしまった。燕もそんな台詞を言いますがあれは僕の台詞でもあります。
峰撃ちもガンガン使う予定がバトがいるから意味ないじゃんってことで使用回数少なめに。
名前は鳥で『燕』はそのまま。父の『
『春風 紅葉』
アース出身のボクっ娘。異世界転移みんなしてるんだけどシシャモたちがあんまり感動しなかった分、紅葉にさせたらこの娘が主人公でも良いんじゃないか? って思わせた娘。
眼帯は途中ネコの刺繍が入る予定でしたが忘れた!? 中二病設定も弱いかな?
唯一必殺技がない娘だけどスキルはチート級。範囲内ならノーモーションで攻撃出来るし後半はビルや戦艦も収納出来るから強い。
本人の身体能力の低さだけが欠点ですかね。
名前はそのまま植物の紅葉。春風はなんとなくです。叔父さんの『窓際 煙太』は『マッドサイエンティスト』を文字って漢字を当てたもの。研究員の『杉砂 麻帆』は『好きさ魔法』の当て字。むむっ、適当だ。
『バト』
アース出身の娘。初めからわりと強い。遠・中・近こなせ強くてサポートも出来る万能な娘です。
土佐弁は初めから決めていましたけど合ってたんですかね? 作中で「失われた言語」ってことになってるんで間違ってても大目に見てください。
ある意味この娘が1番の常識人です。当初の予定ではレトロ好きな一面を見せるはずが魔界大陸に居てはそれも難しくお蔵入り。
攻撃方法はもう何でもあり。プラモデルのキット化出来ない困った機構です(笑)
人間の構造と違うので戦闘シーンを書くのが面白い。
名前は本人が言ってる通り『バトル』の略です。
『ポム』
ミッシング島出身の娘なんですけど当初は気弱でなよなよした犬型獣人の娘でした。
なんでどこでこうなったかよく覚えてません(笑)
叩いて回復は当初の予定通りなんですけどシシャモたち強いからそこまで出番がなかったのが残念。
銃を使って召喚する『イフリート』『シルフィード』『ウンディーネ』『フェンリル』全員ポムと同じレベルで出てくるから4人合わせてレベル800!? でもポムの攻撃が弱いんでシシャモの限界超えの時に比べればかなり弱いです。
名前は最初『プリン』でした。そこからプリン、プリン……ポムポム……『ポム』に決定! となにかと変更の多いキャラでした。
1番好戦的で戦いが好きっていう魔物らしい娘です。
『スピカ』
可愛い女神様です。この人の怠慢で2つの世界を同時に攻略させちゃえ! ってことでシシャモたちはレベル上限がバグり結果的に世界を救うことになるのです。
報連相なしに勝手に判断して行った世界移転、部下として欲しくありませんが最後は頑張ったんで良しとします。
そんな行いも「ちゃんと考えてましたよ」ってフォローするだけでなく功績にまで繋げた『アダーラ』さんはできる人。
『スピカ』『アダーラ』は星の名前です。
『ブラス』は金管楽器だったような気がします。
他にも人物はいますがきりがないんで主要人物だけの紹介です。
長かったけど終わってみれば呆気ないそんな気持ちでこの文章を書いています。
もっと詳しく書けたんじゃないか? そんな心残りが無いわけではないですが今は無事に終わることが出来て満足です。
最後にここまで執筆出来たのは読んで頂いた皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
功野 涼し
魔界で最弱な魔物 ~科学の粋とスキルを合わせれば最強も夢じゃにゃい!?~ 功野 涼し @sabazukikouno
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