Twitter企画から参りました。
謎の一貫学校、動く歩道によって工業物のように運ばれていく学生たち。謎めいた少女に「バケモノ」の存在。そして仮想空間での「ノケモノ会議」。舞台道具の使い方や雰囲気作りが非常にお上手だと思いました。主人公が何も知らない学生で、状況に翻弄される様子もよくわかりました。
しかし気になった点もあります。「バケモノ」の危険性がわからないので、その前提となる「ノケモノ」をどうして排除しなければいけないので説得力がないこと。最初に「バケモノ」の記載をもう少しした方がわかりやすかったかなと思います。
あと、文章と文章の間隔が詰まっていてぱっと見で非常に分かりにくいです。ネットで公開するには不利な条件かなと思いました。
一個人の意見ですが、よろしければご参考に。
作者からの返信
返信ありがとうございます!参考にさせていただき、改訂しました!
最初、読んでいて星新一みたいなSF短編な雰囲気なのかなって思ったのですが、世界観がだんだん湯浅正明監督の『カイバ』みたいな特殊SFな感じがして面白いです! バケモノとノケモノ……物騒な生き物が跋扈する世界はなんか住み心地悪そうな感じですね。
作者からの返信
ええ。本当は居心地が悪いのですが、主人公たちは普段通りに暮らしております。街の外に出るのが一番「賢い」ですのに。