笑顔

その瞳は私を捕まえた

確か、怖かったけ

その顔が私に傾くのを胸に抱いた


二人の唇が合わさるとき

この人にしようって

思ったけど


線の綺麗な体が

私に合わさるとき

揺らめいた


歌を捧げよう

言伝をそっと唇に


振り返ると

整えられたベットシーツ


さようならあんた


喪失の痛みが風に煽られ

胸に傷口を開く

去り際の唇が寂しい


歌を捧げよう

言伝をその胸に


振り返ると

もうあんたは

都会の人







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遠い孤島へあなたの声を聞きたい 佐藤すべからく @haruno-miya123

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