素敵な文章ですね……。
上手く言えませんが、なんとなく私の好きな文章で、するすると読めてしまいました。
まるで暗い心象世界に想いが小さく咲いたかのように、散り落ちた一枚の桜の花弁――。
大きなきっかけに翻弄された一人の女性が、小さなきっかけに突き動かされる瞬間――。
何気ない人生の一幕ながら、繊細で美しく、琴線を優しくゆする小説でした。
今だからこそ描かれた小説であり、同時に普遍的なものが描かれた小説ですね……。
素敵な作品を、ありがとうございます。
作者からの返信
初めまして。
読了ありがとうございます。今の時だからこそ、会えなくて、それが寂しくて辛くて……
はっと気がつくことがあるな、と思ったのです。
共感していただけたようで嬉しく思います。
文章も、お好みのものということ、やはり書き手としては非常に光栄なお言葉です。感謝申し上げます。
お星様もありがとうございました。
アイテムの描写が光りますね。主人公の視線の向く方向にあるアイテムが、生き生きと描かれています。心理的な視線変化を良く追っいて、何か心に足りない時に、ふいに身近なアイテムが存在感を増して感じられる様がら大変よかったです。
まさに描かれたような在宅ワークを行っていまさが、距離を置く事で見えてくるものは確かにありますよね。わたしもこれで関係が良くなった職員がいます。
パンデミックが収まり、今までの日常が戻ってくる。…けれどもそこに彼の姿はない。それはとても切ないですね。
良い意味でポエム的なエッセンスを感じる、ショートストーリーでした。
作者からの返信
ゆあんさん、お久しぶりです。在宅とのことですが、大丈夫ですか? 在宅もかえって忙しいところありますものね。
描写へのこだわりを汲み取っていただけて嬉しいです。この小説、「筆致は〜」の理念と同じくかなり実験を施したので、短い時間ながら頭を使いました。
(エッセイでちろりと詳説しています。ゆあんさんの同題異話SRも紹介させていただきました)
彼女が気持ちに向き合ったのが、プラスに働くかどうか、現実にはわからないけれど。
でも何か一歩を。皆様にそんな気持ちも届けたいです。
うわー、これはめちゃくちゃ綺麗ですね!
コーヒーの中に桜の花弁ってのが、彼女に芽生えてる彼への気持ち、ってのがまたイイですねー。
後押ししてくれたのは桜でしょうか。いやいや、大人だし仕事だし……ってのもまた良い。蜜柑さんの描写、やっぱり素晴らしいですね。こういうお話、大好きです!
ここに書くのは憚られるのですが、どうか蜜柑さんも新型コロナ、お気をつけ下さいね。ではまた。春を強く感じる、素晴らしいお話でした!
作者からの返信
ありがとうございます。
これはこの状況で感じたこともあり、パッと思いついて夜中に書いてました。
文章には、実験、挑戦をしたので普段とも少し違うかもしれませんが、珈琲のところとか汲み取っていただけですごく嬉しい! 悩んだので!
即読み、お星様ありがとうございました!
在勤にはならないかもしれませんが、薮坂さんもお気をつけてくださいね。
編集済
綺麗ですね。絵が浮かぶ。
そうか、受話器のアイコンをタップしたんだ。
それだけの思いがあったんですね。
私ならどうしただろう?って考えさせられますね。
隔週だし、仕事上の付き合いだし、直接会えるわけでもないし、これで終わりだし……きっと電話はできないな。多分、花びらの浮いたコーヒーを写真に撮って、一緒に送信するくらいかな。それが多分限界。
彼女からの連絡があって、彼はどうするんだろうな。気になるなぁ。
追記)
うん、告白じゃないですよね。
だけどなんだか気持ちがダダモレになるような気がする(笑)
それを想像したら可愛いなって思った。
ダダモレの声聞いたら、彼はどうするんだろう( *´艸`)
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
ここ、伝わりにくくなってしまったかもしれないのですが、彼女がした電話は、告白とかそういう類ではないと思っています。
仕事の用件、でも声が聞きたい。
そんな思いでの勇気かなって。
珈琲を撮る、これも良いですね。綺麗。
お星様もありがとうございます。