676話 閑話 ストレスフリーのゲーム

 ユウたち一行は、ユートピアに戻ってきた。

 カールラを含め、残っていたハーレムメンバーは、マリー=アンジュの惨状に、言葉を失う。

 最もユウの前で動揺してみせたのはカールラであった。


「私がマリーを送り出したせいよ」


 カールラが目に涙を浮かべて項垂うなだれる。

 それを見たユウは力なく首をふった。


「いいや。

許可を出したのは僕だから。

僕が悪いんだ。

マリーには取り返しもつかないことをしてしまった……」


 カールラは、目に浮かんだ涙を拭う。


「このことは内密にしましょう。

マリーの名誉のためにも」


「そうだな。

僕がマリーを守れなかったと知れ渡ると……。

いや……僕のことは、どうでもいいんだ。

マリーがそれを、気に病むからね」


                   ◆◇◆◇◆


 帰り着いたマリー=アンジュは、すぐ風呂に入った。

 心配なのでノエミが一緒に入ることに決める。

 心配は的中し、マリー=アンジュは取り憑かれたかのように、自分の体を洗い続ける。

 皮が破けて、血が滲んでも止めようとしない。


 ノエミが半ば強引に、マリー=アンジュを風呂から上がらせる。

 以降、マリー=アンジュは自室に引き籠もってしまった。

 ひとりにすると不安なので、ノエミとアンゼルマが交代で付き添っている。


 マリー=アンジュはなにも食べず、眠りもしない。

 意識を失うのが怖い、と言って寝たがらないのだ。


 3日ほどして気を失うかのように、眠りに落ちてしまった。


 マリー=アンジュが眠りについたことで、ユウたちは落ち着きを取り戻しつつある。

 ユウがハーレムメンバーを集めた。

 マリー=アンジュと付き添うノエミだけは出席していない。

 全員が集まったのを見たユウは、厳しい顔のままだ。


「集まってもらったのは他でもない。

僕の書状を偽装したヤツが居る。

そいつがマリーを、あんな目に遭わせたんだ。

絶対に探し出して、八つ裂きにしてやる!」


 ハーレムメンバーはひとりを除いて、力強くうなずく。

 面倒見が良かったマリー=アンジュは、ハーレムメンバーから好かれていたのだ。

 うなずかなかったのは、カールラひとり。

 ユウは怪訝な顔をする。


「カールラ。

どうしたんだ?

マリーのために、犯人捜しを手伝ってくれないのか?

それとも……あの馬鹿な噂を、気にしているのか?」


 カールラは、突然嗚咽しはじめた。

 その光景に全員が驚く。


 少ししてカールラは顔を上げたが、目は真っ赤だった。


「私にはその資格のないのよ。

いくらユウが自分の責任だと思ってもね。

言い出したのは私なんだから……」


 ユウは頭をふって、優しくカールラの手を握る。


「カールラが気に病むことはない。

それより犯人を捜して、報いを受けさせないといけないだろう?

きっとマリーも喜ぶ。

そうしないと僕たちは先に進めないんだ」


 カールラはため息交じりに、頭をふる。


「でも……」


「頼むよ。

カールラが心ない中傷を受けているのは知っている。

だからこそそれを払拭ふっしょくしないといけないんだ」


 カールラはハーレムメンバーから、疑惑の目で見られていない。

 普通であれば確実に疑われる。

 だが、ユウの及ぼす精神的影響によって、誰も疑わなかった。

 皆仲良くこそ、ユウが望むことなのだ。


 それを破るかのような行動は、カールラにとって難事だ。

 必死に自分を奮い立たせて、ようやく実行にこぎつけたのであった。

 仮にユウの力が衰えていなければ、精神的影響力に押し流されたろう。

 つまりマリー=アンジュを陥れることは出来ない。


 力が衰えたからこそ実現できたのだ。

 だが力の衰えはユウの消極性に直結する。

 人の身であるカールラに知る由もない話であった。


 ユートピアで表だって口にするものは少ないが、カールラを疑うものは居る。

 疑いこそしないが、原因のひとりだと恨まれてすら居た。


 皮肉なことにユウの信用が落ち込むほど、懸命に建て直そうと孤軍奮闘したマリー=アンジュの人望が高まったのだ。

 そしてマリー=アンジュを差し置いて、ユウに影響を与えているカールラへの印象は良くなかった。

 その悪印象は噂の母体になる。


 カールラはマリー=アンジュを追い出し、正妻の座を狙っている。


 そんな噂が密かにユートピア内で、ささやかれていた。


 当然それはカールラの耳にも入るが、本人は気にする素振りをみせない。

 どうせラヴェンナの陰謀だろうと考えていたからだ。

 悪印象を利用した、せこい手段だと。


 それでもユウの前では、若干動揺をみせる。

 当然計算しての演技だか、ユウは気がつかない。

 カールラを信じていると言いつつ抱きしめるのが、ユウにとって心地よいときでもあった。


 カールラは項垂うなだれていたが、小さくうなずく。


「わかったわ。

それがユウのためになるなら」


「ああ。

僕にとって皆がすべてなんだ。

こんな美女たちに囲まれている僕が妬ましいんだろう。

だから僕たちに嫉妬して、嫌がらせをしている連中が居るに違いない。

そいつらも潰そう。

もう大目に見ることは出来ない。

マリーが犠牲になってしまったんだ」


 そう意気込んで犯人捜しが始まろうとしたとき、トマがユートピアを訪ねてきた。

 ユウとカールラが面会することになる。


 トマは愛想笑いを浮かべるが、ユウは非友好的な態度を崩さない。

 

「それでロマンを、どうする気だ?

無罪放免なんて絶対に認めないからな」


「教皇王陛下をどうすることも、我々には出来ません。

皆が教皇王陛下の僕でありますから」


 ユウの顔が赤くなった。


「ふざけるな! それなら僕が殺してやるぞ!」


 予想外にもトマはユウの怒気にひるまない。

 それどころか、涼しい顔をしている。


「それは賛同できません。

全面的に教皇王陛下が悪いと言い切れないのです。

そのような乱暴なことをしては……。

マリー=アンジュさまが悲しむのでは?」


 ユウが顔を真っ赤にして立ち上がる。


「マリーの意思を口にしていいのは、僕だけだ! お前じゃない!」


「これは失礼をば。

なにも手段がない、とは申していません」


 ユウが不機嫌な顔で、椅子に座り込む。


「ならさっさと言え」


 トマはにんまりと笑う。

 ロマンとは違う意味で、生理的嫌悪感をかき立てる笑いだった。


「王でなくなれば解決します」


 ユウは一瞬絶句する。

 話を聞いていたカールラは、小さく首をふる。


「王の首をすげ替えると言いたいのね。

お話にならないわ。

ロマン以外の王族が王になるのでしょう? 絶対ユウに敵意をもつわ。

それで困るのはユウだけじゃないのよ。

クララックもでしょ。

ロマンの腰巾着でなくなったら、真っ先に処刑されるわよ。

それとも宗旨変えをしたのかしらね。

我が身を省みず、暗君を排除する正義感が芽生えたとでも?」


 トマはフンと鼻で笑う。

 以前あったときのような平身低頭でない。

 不遜とも言える態度だ。


「トマにとって、無私の精神など奴隷根性でしかありません。

力のない者の自慰行為にすぎませんから。

そもそもトマは奉仕される側であって……する側ではありません。

ですので使徒さまと、取引をしたく参りました」


 ユウは不機嫌な顔のまま、フンと鼻を鳴らす。


「お前、自分の立場がわかっているのか?

なにか要求できる立場じゃないだろ」


「それはものの見方次第です。

教皇王陛下の即位を後援されたのは使徒さまです。

首をすげ替えるにしては肩入れしすぎました。

他の王族に即位させても、使徒さまの肩身は狭くなるばかりでしょう。

教皇王陛下を認められたのは、他ならぬ使徒さまですから。

悪評が広まるのを止めることなどしないでしょう。

使徒さまに非難の矛先を向ければ、他の王族たちはやりやすいですから」


 ユウは不機嫌に黙り込む。

 ユウが薄々認識していることを言われ、むくれてしまったのだ。


 そんなユウを横目で見ていたカールラは、トマに厳しい目を向ける。


「ユウを非難するつもり?

そんなことのために、大事な時間をとられるのは迷惑だわ。

マリーを陥れた犯人捜しが急務なのよ」


 トマは手揉みをしながら、ニヤニヤ笑いをする。


「そこで交渉です。

このトマを王にしていただければ、教皇王陛下を退位させられます。

しかるべき罰を与えることが可能になるでしょう」


 カールラがフンと鼻で笑う。


「ロマンと結託して、悪さばかりをしていたクララックが王?

さらに酷い結果になるのは、火を見るより明らかよ。

それにマリーを陥れるのに、一役買ったでしょう?」


 トマは大袈裟に手をふる。


「それは濡れ衣です。

あの書状は疑わしい。

そうトマは思っておりました。

教皇王陛下にもその旨申し上げております。

これは多くの廷臣にお聞きいただければわかるかと」


「そんなものあてにならないでしょう。

いくらでも口裏は合わせられるのよ。

事実のねじ曲げはクララックの特技でしょ?」


 トマは皮肉な笑みを浮かべる。


「これは手厳しい。

ですが……お信じくださいとしか言えませんね。

ただ教皇王陛下は、ご自身を完全な被害者だと思っております。

このトマは違う。

教皇王陛下はしかるべき罪を償うべきとの考えです。

それこそが大事なことかと。

使徒さまたちにも何かの区切りが必要でしょう

それには教皇王陛下に、責任をとらせるのが最善だと思いませんか?」


 カールラは小さく首をふる。


「ユウは偽の書状をでっち上げた犯人も捜したがっているわ。

黒幕も含めて全員よ。

ロマンひとりで解決する話じゃないのよ」


「それなのですが……。

こちらで調査を進めたところ、疑わしき人物を見つけました」


 ユウが突然、身を乗り出す。


「ほ、本当か!?」


 トマは真面目腐った顔になる。


「残念なことに……。

取り調べようとしたところ、既にその人物は殺されていましてね。

しかも焼死です。

取り出せる記憶は炎の苦しみのみでした」


 ユウは不機嫌に、椅子にもたれかかる。


「結局役に立たないじゃないか」


 トマは不気味に、目を細めた。

 カールラと一瞬だけアイコンタクトをとったが、ユウは気づかない。


「まだ証拠はありませんが……。

ある程度目星がついています。

これは大変危険な話題ですので、くれぐれもご内密に」


「わかったからさっさと言えよ」


 トマは心持ち背を丸めて嫌らしい笑みを浮かべる。


「ランゴバルド王国が関与している可能性ですよ。

状況証拠ですが、すべてが彼の王国を指し示しています」


 ユウが不機嫌な顔で、トマを睨みつける。


「意味がわからないぞ。

なんで他国が、そんなことをするんだ?」


「あの国は、教皇王陛下と一悶着ありましたから。

諸々の約束ごとはなかったことにされて、彼らは面子を潰されたのです。

そこで使徒さまに対して、大逆罪を犯すように仕向けた。

彼奴らは、使徒さまにも好意をもっていない不届き者です。

邪魔な存在を争わせるように仕向けたのでは?

トマはそう考えております」


 ユウはフンと鼻で笑う。


「面子なんてくだらない……。

たしかにあの国は、昔から腐っていたな」


 面子や評判にこだわるのは他ならぬユウである。

 だが自己批判する能力には恵まれないユウであった。

 そしてこの話は、実に都合よく信じることが出来る。

 自分の正当性に、ケチをつけた国なのだ。

 そんな連中がコソコソと陰謀を企んでいたとなれば、ユウにとってすんなり飲み込めるのだ。


 嫌っているところに、カールラの過去の話をユウは聞き出した。

 結果としてランゴバルド王国への印象は、さらに悪化する。


 そんな悪者が陰謀を企む。

 ユウの頭の中で、ランゴバルド王国以外の犯人は存在しなくなっていた。


 カールラが小さく首をふって、ユウの腕に触れる。


「ユウ。

それは過去のことだから……」


 ユウは優しくカールラにほほ笑む。


「体質は残るんだよ。

頭の首をすげ替えたってね。

それなら納得できるが……。

証拠なしで断罪は厳しいな」


 過去の痛い経験から、証拠なしの断罪には及び腰になっている。

 トマはユウの弱気を見透かしたように嫌らしい笑みを浮かべる。


「それでも可能な方法があります。

使徒さまの名誉も傷つきませんよ」


「そんな都合のいい話があるわけないだろ?」


 ユウの顔は不機嫌だが、興味を隠しきれていない。

 トマの笑みがより深くなる。


「ランゴバルド王国を征服すれば解決します。

そうすれば勝者に媚びて、陰謀を告白するものがでてくるでしょう」


 ユウは興味がうせたように、手をふる。


「簡単にいうけどさぁ。

ゲームじゃないんだぞ。

しかも国内は、ロマンのせいでボロボロだぞ。

戦争なんて出来る状態じゃないだろう」


「使徒さまは反乱討伐の際に、見事な手腕を披露されたではありませんか。

そのお力があれば、無敵の王国ができあがります」


 ユウは露骨に嫌な顔をする。

 マリー=アンジュの反対を無視して肩入れしたのだ。

 今のマリー=アンジュの惨状に、後ろめたい思いで一杯になる。

 それ以上に、力の減退を自覚した恐怖の記憶が蘇った。


「あれは失敗だったよ。

もうやらないからな。

僕の力をあてにして、自分が強いと勘違いするなよ。

僕は他力本願が嫌いなんだ。

そんなヤツらは勝手に期待して、思い通りに行かないと逆恨みする。

お前もそうなのか?」


 自分に優しいユウは、その手の人間にありがちな他者への批判は一人前なのであった。

 トマは、肩を震わせて笑う。


「とんでも御座いません。

では使徒さまは不干渉でよろしいかと。

このトマが国を率いて、彼奴らを成敗します。

トマにはラヴェンナに深い恨みがありましてね。

あれほど非礼な仕打ちを受けたことは、このトマにとってはじめてで……」


 ユウはフンと鼻を鳴らす。


「お前の恨みなんて、どうでもいい。

だがなぁ。

私怨のために戦争を吹っかけるなんてマトモじゃないぞ。

それに僕の力なしでやれるとは思えないな」


「勝つために戦いますので、環境を整えます。

そこはご安心を。

まだ未来の話ですからね。

まずは使徒さまとトマにとっても、先日の問題を解決することが最優先でしょう」


 ユウにとって自分の力をあてにしないのであれば、勝手にやれという気持ちである。


「たしかにな。

それでどうやるんだ?

お前の人望は、無に等しいぞ。

手はあるのか?」


 トマは自信満々の笑みを浮かべる。

 ユウたちにとって、はじめて見るような自信に満ちた顔だ。


「勿論で御座います。

実は教皇王陛下は、傷心を癒やすと称して、コンサートツアーに出発されました。

今が絶好の機会なのです」


 トマにとってのとっておきの切り札であった。

 効果は抜群でユウは硬直してしまった。


「はぁ?」


 カールラも口に両手をあてて驚愕きょうがくしている。

 予想外の出来事に目が点になっていた。


「ええっ!?」


 トマは嫌らしい笑みを深める。

 それは邪悪な笑みそのものだった。


「如何でしょうか? 廷臣たちも教皇王陛下に見切りをつけております。

これを見過ごすと、教皇王陛下の行為を是とすることになりますぞ。

今なら容易に計画を達成できましょう」


                   ◆◇◆◇◆


 トマとの話がまとまった後で、ユウはノエミとアンゼルマからお願いをされた。

 マリー=アンジュが自分はけがされた、と呟き続けている。

 どんなに言葉つくしても、マリー=アンジュには届かない。

 このままでは絶対に良くならないから、マリー=アンジュを抱いてやってほしいと。

 そうすれば安心できるからとのことだ。


 ユウは一瞬迷う。

 だが自分が救わねばと思い、快諾する。

 ユウはマリー=アンジュの部屋を夜に訪ねた。

 自分が優しく声をかけて抱きしめれば、すぐ元気になる。

 簡単じゃないかと思ったのだ。


 ユウは意気揚々と部屋に入る。

 そしてベッドに座っているマリー=アンジュに、優しく声をかけようとした。

 だが言葉を発することが出来ない。

 マリー=アンジュの姿に愕然としたのだ。

 虚ろな顔で、生気がない。

 そしてなによりユウの記憶にあった、美しいマリーではなかったのだ。


 転生前でもこのようにやつれた女性を見たことがない。

 ゲームやアニメ、ドラマの病人は醜くなかった。

 ちょっとやつれた程度だと、甘く見ていたのだ。


 それでもマリー=アンジュに声をかける。

 マリー=アンジュの反応はない。

 恐る恐る触れようとする。

 ところがマリー=アンジュは小さく悲鳴を上げ、反射的に身をひいてしまった。


 ユウは拒絶されたと思い傷つく。

 やっぱり自分のことを恨んでいるのだと思い込む。


 そしてユウの中で一つの感情が浮かぶ。

 あの美しかったマリーは、もう居ないのだ。


 それでもこの場から逃げ出す決断をしかねて、ユウは立ち尽くすだけだった。

 やがて虚ろな目をしたマリー=アンジュが、ユウに顔を向ける。


 その不気味さに、思わずユウは身をひいてしまう。

 それがどれほどマリー=アンジュを傷つけるのか、想像すら出来ない。


 転生してからは、徹底的に単純化され、望むような関係しか持ってこなかったのだ。

 ユウ本人はコミュニケーションを取っていると考えている。

 実際はコマンド選択式の恋愛ゲームをやっているようなものだった。

 どのコマンドを選んでも正解になるから、ゲームと呼ぶには議論の余地はあるが。

 そんなストレスフリーのゲームの世界で生かされている、と知らないのは本人だけであった。

 そしてゲームの世界で攻略対象から外れた存在は、ユウの目の前から消え去るだけだ。

 マリー=アンジュは力なくうつむく。


「ユウさま。

私はもうユウさまのおそばに居る資格がありません。

けがされた体は、元に戻らなかったんです……。

なによりここに居ては、ユウさまを苦しめてしまいますから」


 マリー=アンジュの声はかすれて、ユウの知っている元気な声ではない。


「じゃ、じゃあ……どうするんだ。

まさか死んだりしないよな。

そんなのは嫌だぞ。

僕が殺すようなものじゃないか」


 マリー=アンジュは、悲しげに笑ってから下を向く。


「ユウさまを悲しませることは出来ません。

どこかの修道院にでも入ろうと思います」

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