第46話 帰還・そして・・・・
俺は一度城へ戻る事にした。
一応アマゾネスが周囲を確認してもらい、敵が居ない事を知ったからだが。
そして捕虜も無事奪還できたらしい。
まあ全員が生きていたのかは知らんが、生きている捕虜は取り戻せたらしい。
しかし今回の敵は何だったのだろう。まあそんな事は俺にはわからんが。
「ヨゼフィーネ、一度戻るぞ。」
「わかった。捕虜だった兵も一度連れてきた兵と共に戻らせよう。万が一があると困るから、捕虜だった兵は全員検査を受けてもらう。」
「そうしてくれ。洗脳とかされていたら厄介だしな。」
こうして俺達は全員城へ戻った、ゲートで移動だからあっという間だが、何分人数が多いからな、一瞬という訳には行かなかったが徒歩で戻る事を思えば何て事はない。
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「流石は婿殿だ!見事な解決っぷり!」
国王は俺を手放しで喜んだが、こいつは俺をはめた実績があるからな、信用ならん!
今度あんな対応をするようであれば俺は本当に国を出る!
「俺はもう二度とこのような事はしない。一応言っておくが言っていないとか聞いていないとか言って今回のようなひどい命令をするような事があれば、俺は全てを捨ててでも国を出るからそのつもりでいろ。」
今度は王妃様が、
「それについてはごめんなさいね、ランナル。私はこの人にきちんと言っておいたので、万が一先だってのような事を言われたら、国を出る前に言って頂戴ね。若しくは娘達に・・・・いえ、それは関係ないわね。もし出て行くとなっても、娘達が希望するのであれば、一緒に連れて行ってほしいのよ。こんな事で別れてしまうのは、親として悲しすぎるし情けなものですから。」
王妃は常識人だよな?
「譜面通りに受け取っておくよ。ああそれと、ここに居る全員にも確認の為に言っておくが、あんなひどい対応に我慢したのは今回だけだ。二度はないという事を肝に銘じておいてくれ。」
この後の報告はヨゼフィーネに任せ、俺はヘインチェ、エリーザベト、カチヤの居る所に向かった。
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「おかえりなさいランナルさん!」
「無事に帰ってきて嬉しいぞ!」
「流石です。そして解決おめでとうございます。」
それぞれ三者三様の反応。
まあ安心の対応だな。
この日は4人で過ごし、翌日はフェリーネ達王女さん達4名と過ごした。
そしてさらに翌日、フェルスホール親子の希望で、色々話を聞きつつ、今後は何と群をやめて俺と過ごすと言ってきたから驚いた。
これは王妃様、つまりヨゼフィーネの姉なんだが、彼女の希望もあってそうなった。
王女様方4名もそうだが、一度城を離れそう簡単に・・・・ゲートがあるが・・・・kれな場所でゆっくる過ごすのがいいとなったので、皆で話し合い、一度元々活動していた場所へ向かう事になった。つまりローテートだな。
これには親方達もついていくと言い、元々人と戦う事に嫌悪感を感じていた事もあり、慣れ親しんだ場所でのんびり暮らしたいのだとか。
1週間城に滞在後、ゲートで戻った。
暫くあの国王と顔を合わせずに済むのがいいな。
まあ居場所は分かっているから、本当に必要になれば呼びに来るかもだが。
だが、俺達が戻って2日後、早速連絡が来た。
国を救ってくれたのに、お礼のガチャをしてもらっていない、と。
俺はそれに関しては城に行った時にすると伝え、今回はいかなかった。必要ないだろう?
これで俺もゆっくりスローライフが満喫できるぜ!
ガチャで成り上がったらとんでもない事に巻き込まれた よっしぃ @egu-tyann
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