応援コメント

第4話 夜は、暗いからこそ美しい」への応援コメント

  • やがて堕天使となり、ルシフェルのように
    天界との闘いになるのでしょうか❗❗


    また読ませて戴きます❗❗

    作者からの返信

     いつも読んで頂き、ありがとうございます。主人公は下界へ追放されてしまいましたが、残った彼は、おっしゃる通り、天界への報復を開始します。本作は古代の神話などをモチーフにしているので、今回の話も、その前哨戦のような意味を込めています。

  • 当作にお越しいただき、また自主企画にご参加いただきありがとうございます。
    一気に読ませていただきまして、そのままレビューもさせていただきました。
    本作のテーマ、伝えたいことを正しく理解したかは分かりませんが、自分なりに感じたことを書いてみました。
    正直なところ、あまり主人公には共感できませんでした。それが意図的なのか、穿った見方なのかは分かりませんが、自由とは何かを深く考える切っ掛けになりました。

    作者からの返信

     拙作、「堕天使の夢~それでも少年は、世界を愛する」を読んで頂き、本当にありがとうございます。また、レビューに関しましても、とても嬉しく思っております。本作のテーマとしては、「主体性のない世界(管理社会)」と「主体的自由(主人公の行動規範)」の対比を使い、様々な角度から「天使が天使らしく、転じて人間が人間らしく生きるには?」を自分なりに考えてみた作品です。主人公がここまで自由に固執する理由は、ある種の危機感、管理社会が維持している平和が混乱、あるいは「それ」が保てなくなるような事態が発生した場合、全員が消滅してしまうのではないか? と考えているからです。誰かが与えてくれた楽園は、言い替えれば、家畜の飼育所と同じで、その柵が壊れて、猛獣が張り込んできたら、牙を奪われた家畜は、多少の抵抗はできても、いずれは全員食い殺されてしまう。その危機感を抱いている主人公は、既成の概念、周囲の理解を諦めても、自分の考えに突き進もうとする。この物語は、主人公の価値観が絶対的なモノではなく、それに相対する社会や登場人物達の考えも理解できる(ある見方では、彼らの方が共感できる)と言った感じで、様々な考えた持った人物が登場します。なので主人公にあまり共感できなかった、と言うご感想もすごく嬉しく思います。彼の思想は「慈悲」と「善意」を礎にはしていますが、ある意味では一方的であり、自分の周りを顧みず、またそれらの考えを受け入れない自分勝手な部分があるからです(物語の都合上、彼の側を便宜的に「善」として描いてはいますが)。
     第二部は、第一部よりも関係図や思想が単純なので、第一部よりは分かりやすいと思います。この度は、本作品を読んで頂き、本当に有り難う御座いました。第二部もまた、読んで頂けたら、幸いに思います。

    編集済