3月28日 青木まりこ現象

 青 : 青ざめる

 き : 今日図書館で

 ま : また来たぞ

 り : 理由を知りたい

 こ : この便意の意味


 皆さんは書店や図書館で本を探している時、便意を感じたりしませんか? 私は幼いころからよくあるんです。まだ私が20代のころ、後輩が、「便秘をしているから書店に行く」と言った時、自分だけの現象ではないと知りました。


 今はネットでなんでも調べられる時代。「書店 便意」で簡単に出てきます。この現象の名前。


「青木まりこ現象」


 という名前がついていて、多くの人が感じていることがわかりました。


 1985年に雑誌「本の雑誌」に青木まりこという名前の読者から、書店に行くと便意を感じるという投稿があり、「青木まりこ現象」と名付けられたようです。大変な反響で、紙やインクのにおいではないかとか、整然とならんでいるからではないかとか、いろんな人があれこれ検証していますが、はっきりとした原因は解明されていません。ウィキペディアにはあまりにも大真面目に検証された内容が書かれているので、爆笑しました。書店のにおいのスプレーを作った教授もいるみたいです。


 私の場合、レンタルビデオショップでも起こるので、におい説は違う気がします。他に、実家の母と電話している時もトイレに行きたくなります。結婚してすぐは、毎日電話していたのですが、毎日きちんと催していました。ネットで、調べてみると、同じようにお母さんと電話していると催す人がいらっしゃいました。リラックスする相手と話すと催すのではないかとおっしゃっています。私もそんな気がします。


 このことを私がここで紹介したからって、「お母さんと電話すると便意を感じること」に「楠瀬スミレ現象」なんて名前、付けないでくださいね(笑)。

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