百一里優です。自主企画から来ました。
なんとも叙情的な作品ですね。一話目は平安時代かと思うような時の流れでした。後半になるに従って、時の流れは徐々に現代に近づいて、空間的にも「むこう」に近づくほどに時が速く流れるという印象を受けました。
私はストーリーに引っ張られて書いてしまう癖があるので、ななくさつるりさんの絵画のような描写をこれから学んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
月が導いた来訪者によって、彼は変わっていくのだろうか
彼女の存在は彼を導いてくれるのだろうか
彼は立ち上がれるだろうか
それは私にはわからなかった
ただ、月が彼の気持ちを穏やかにしたのだろう
繊細な情景描写と、その奥にある心の動き。修司と涼香のこれからを見守りたくなってしまう素敵な掌編でした!
作者からの返信
>maruさん ありがとうございます。これから、を踏み出す一歩目を書いたつもりです。伝わってよかったです!