第3話二号室の騎士のにいちゃん

「さすがに隣のオッさんみたいなヤツは出てこないよな・・・」

 おそるおそる二号室のドアをノックするとドアが開いて、全身白い鎧をきた青年が現れた。

「何かわたしに用かな?」

「どうも新しい大家です。挨拶に来ました。よろしくお願いします」

 隣のオッさんとは違って常識があるヤツだな。

「ほう、君が新しい大家か。まあ頑張りたまえよ。困った事があればわたしに言いなさい。なにせ、わたしは人々を守るナイトなのだから!」

 鎧をきた青年は高笑いしながら喋っていたが、これ以上は話が長くなりそうなので二号室をあとにした。

「残すはあと四部屋か」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界の人間には現代の生活は難しい タッチー @kaiji213

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ