蛙から生まれた蛙にも鳶から生まれた鷹にもなれなかった
「蛙の子は蛙」ということわざと、「鳶が鷹を生む」ということわざがあります。
前者は「平凡な人間の子は平凡な人間になる」という意味で、後者は「平凡な親から人並みより優れた子供が生まれる」という意味で、両者はほぼ正反対の意味を持ちます。
そして、残念ながら自分は今のところ、蛙から生まれた蛙にも鳶から生まれた鷹にもなれていないなあ……と思います。
自分の両親は、平凡な人たちです。父は新卒で入った会社にずっと勤め続けている(今は嘱託ですが)サラリーマンで、母はパートで働いている主婦です。
一方自分は、平凡ではないけど人並みより優れているかと言うと疑問です。
子供の頃から変な行動が目立ち、周りに合わせるのが苦手でした。そして、三十五歳(そろそろ三十六歳)になる今まで「人並み」に正社員就職することができず、障害年金などでどうにか生活しています。
その反面非凡な才能を持っているのかと言うと、そうでもないかもしれません。普通の人よりは、小説を書く才能があったのかもしれません。しかし、少なくとも自分では最高と思える作品で新人賞に落選し、その後はスランプに陥って新人賞に出せる長編小説を書けなくなったため、今でもプロの作家になれていません。
だから自分は、平凡な両親から生まれた割に、平凡な人間にも、逆にいい意味で非凡な人間にもなれていません。
今日の記事も、はっきり言えば愚痴です。
ここまでお読みくださって、ありがとうございました。
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