書きたいことはもう書いてしまった

たびたび書いていますが、自分は、技術的特異点(または単に「シンギュラリティ」。テクノロジーの進化が速くなりすぎることで、世界が今とは別物になってしまう時代のことです)の到来を信じています。

それは、「AIが人間を超越する時代」というよりは、

・強いAI(人間らしい自我を持ったAI)

・サイボーグ化などのテクノロジー的な強化を受けた人間

の、二種類の新しい「人間」の時代になるだろうと考えています。


↑このことを自分は何度も書いているので、固定読者の皆様にとっては耳タコだと思います。

しかし、自分が一番世界に訴えたいことなので、繰り返し主張しています。


その、シンギュラリティについての主張を込めた小説で、自分は新人賞の二次選考を突破しました。

その作品が、自分史上では最高傑作です。


そのように、エッセイでも小説でも、自分は一番書きたいことをもう書いてしまいました。

だから、書きたいことがなくなって、もう何も書けなくなったのではないか。そういう懸念もしています。


ひとまず今は、シンギュラリティの話ではなくても、書きたい物語はあります。

だから、またシンギュラリティについての物語を思いつくか、あるいは他に書きたいことが出てくるまで、そのときどきで書けるものを書こうと思います。


今後大沢が書き続けることを、読者様にも見守り続けていただければ幸いです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る