ロボットアニメの説得力(の喪失)

昨日、今年一月~三月のクール(四半期)に人気を博したロボットアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」を見終えました。

昔なら一年くらいかけてやったであろう内容を一クールに詰め込んだ、濃度の高いアニメでした。


しかしながら、この雑記で同作について二度、オリジナリティが弱いと書きました。

残念ながら、全部見てもその評価は覆りませんでした。


少し話は変わりますが、ロボットアニメは、遅くても二十年くらい前から説得力を失ってきたジャンルだと思います。

なぜなら、人型兵器は未だに実用化されていないし、一方では無人兵器がどんどん現代のリアルの戦場での存在感を増してきているからです。

だから、有人式の人型兵器は、とっくの昔にファンタジーになっていると思います。


残念ながら「ブレイバーン」からも、そんな古いファンタジーに新しい説得力を付け加える要素を感じられませんでした。

それから、他に最近見たロボットアニメだと、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に対しても同じことを思います。

だからもはや、ロボットアニメは懐古趣味で楽しむものでしかなくなっていると、自分は考えます。


今日は、ロボットアニメ全般に対して手厳しい意見を述べました。

この記事を読んで、ならばと新たな説得力あるSFを書こうとする人や、逆にロボットものに新しい説得力を加えようと挑戦する人が現われてくれれば幸いです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る