持ち家を諦める未来
自分は今賃貸の集合住宅に住んでいるものの、この雑記で何度か「持ち家が欲しい」と書いてきました。
具体的には、地元の市の中心部の利便性の高い場所に、マンションを買いたいと思っていました。
理由として、
・家賃を毎月払うのがめんどくさい
・今住んでいる場所の近くにはスーパーもドラッグストアもあるものの、行きつけの百均や、自分にとって「ホーム」だと感じる市の中心部が遠い
ということがあります。
しかし、未来になって状況が変われば、それらの理由はなくなるかもしれません。
まず、家賃の支払いはすでに自動化しました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818093073608218525)。
そのため、支払い自体はなくならなくても、少なくとも手動で振り込む手間はなくなりました。
また、未来になれば、物理的に遠出する必要が大幅に減るかもしれません。
まず日常的な買い物にしても、ネット通販で全て済ませられる時代はすでに来つつあります。
それに、現実と遜色ないオンラインの仮想現実(VR)環境が実用化されれば、自宅にいながらにしていろいろな場所を「体験」することができるようになるので、リアルで遠くに外出する必要性が減ると思います。
さらに言えば、もっと技術が進歩すれば、維持するために大量の食料や日用品を必要とする生物としての肉体ではなく、もっとローコストで維持できる機械の「身体」に精神だけを移せるようになって、リアルの買い物の必要性も大幅に減るかもしれません。
あるいは、ネットに精神だけを移せるようになって、リアルの場所における居住の必要性もなくなるかもしれません(ただしネット上のドメインを使うのにお金が必要になるだろうとは思います)。
そういう未来が来るほうが、自分が持ち家を買うだけのお金を稼ぐより先かもしれないと思っています。
そうなったら、持ち家の夢は諦めて、新たな「身体」や「居住」の形を自分は選ぶつもりです。
今日は、住み家や生活の未来について考察してみました。
ここで話したようなテクノロジーが、読者様の将来の生活を便利かつ豊かにできれば幸いです。
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