元カノのこと
二年前のクリスマスに、「クリぼっち上等」と書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354055393515430)。
一方その記事では、自分も異性と付き合っていたことがあるとも書きました。
自分にも、彼女がいたことがあるのです。もう連絡が取れないので、本人の許可を取らずにこの記事を書いていますが……。
元カノとは高校で出会って、高二と高三の間の春休みから付き合っていました。
付き合う前の友達以上恋人未満だった頃や、付き合っていた頃は、少なくとも自分からは家族のような親近感を覚えるほど仲良くしていました。上手くいき続ければ、本当に家族になっていたかもしれません。
実際に付き合うまで行けた唯一の相手なので、自分にとっての彼女は、一番相性が良かった女性です。
それでも、お互い若かったため(と言うか、こっちが悪い場合もままありました)、すれ違いや衝突もありました。
そして大学二年の秋ごろから倦怠期が訪れ、彼女のほうから、大学三年の春休みに振られました。
正直に白状すれば、倦怠期には、自分も彼女をあまり好きだと思えなくなっていました。
しかし、もう振られてから十数年経つ今でも自分のほうには未練があり、「こうしたら振られなかったのかなあ」なんて未だに考えます。
とはいえ、実際に振られてしまったという結果が全てだとも思います。それに、彼女からはとっくに忘れられているだろうから、自分も今を生きなきゃ、と何度も思い直してもいます。
この記事に、特に教訓はありません。
ただ、「クリぼっち上等」とか偉そうなこと言っていた自分にも、元カノへの未練を引きずるような一面があります。また、その話をすることに痛みを感じます。
そんな弱さが自分にもあることを、吐露しておきたかったのです。
今年のクリスマスは、後ろ向きな話をして申し訳ございません。
元カノの幸せを願っています。
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