クリぼっち上等
つまり、
「クリスマスを共に過ごす異性の恋人がいなくても別にいい」
ということです。
そういう価値観も、今は広まってきていると思います。
自分にも、
「異性のパートナーとの一対一の恋愛こそ最高の幸せ」
という価値観で生きていた時期もあって、付き合っている異性(「男性」ではなく「異性」です。見間違えられそうなので念のため)がいた時期もありました。
しかし最近では、特定の一人の異性への執着自体をしんどく感じるようになってきました。昔流行っていた歌や、つい十数年前のフィクションにさえそういう価値観を見出した際には、「めんどくさっ」と感じます。
よって、今の自分は、
「同性異性問わず、いろいろな人と広くゆるくつながってればいいか」
くらいに思えています。
同じような価値観の人が増えている、と言う話はちょこちょこ耳にします。現実のみならずフィクションでも、同性愛やそれに近い関係性、あるいは恋愛自体しない主人公を見ることが、最近は増えてきたように感じます。
自分自身、ここ4年ほどは百合や、それに近い友情を描いた物語を書くことが増えてきました。今後も、「異性との一対一の恋愛」以外のいろいろな関係性を大切にする主人公を書いていくと思います。
世の中では未だに、最初に挙げた「異性との恋愛こそ最高」という価値観が支配的で、それとは違う恋愛観や性的指向をもつ人への偏見や差別は根強いと思います。
しかし、今後も恋愛観や性的指向の多様化(あるいは、もともと多様だったそれらが認められていく流れ)は続いていくと思われます。
だから、自分も「一人の異性との恋愛はめんどくさい」と感じる自分を肯定するつもりです。また、いろいろな恋愛観や性的指向を持ったかたにとって、もっと生きやすい世の中ができていくはず、と信じています。
※2020/12/25に、一部文章を削除しました。
※2021/01/24に、性的「志向」を性的「指向」に修正しました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます