大沢朔夜の実家脱出方法まとめ

自分は実家の両親から受けるストレスに耐えかねたため、去年から実家を出る準備を始め、今月には実際に実家を出て一人暮らしを始めました。

そして今日は、新居からカクヨムを更新しています。


自分は、

・正社員就職ができなくて

・バイトさえ雇い止めくらったことがあって

・個人事業主として開業しても自力で生計を立てられない

ために、経済力はかなり乏しいです。

それでも自分が実家脱出を実現した方法を、以下に箇条書きながらまとめてみます。


・障害者雇用枠で働くために、以前通院していた心療内科の協力を得て精神障害者手帳を取得(これは実家を出ようと考える前にやったことです)

・実家を出る方法や、その後生活していく方法を人から(もちろん両親以外の人から)聞いたりネットで調べたりする

・実家の私物の片付け(特に、個人情報を含みうるパソコン・スマホや書類の処分。処分しきれず新居にも持っていけなかった書類は、まだ実家に残ってます)

・実家を出た後の生計の足しとするために、障害年金受給の手続き

・心療内科のケースワーカーさんに「実家を出たい」と相談

・心療内科から紹介してもらった福祉法人の福祉士さんの協力を得て、実家を出た後の経済的な自立に向けた支援を受ける

・福祉士さんから母に、実家を出ることの話をしてもらう

・福祉士さんの協力を得て、引っ越し先の物件探しや家電・家具の購入

・実際に引っ越し


今思い出せる限りでは以上です。

それらを振り返ると、経済力が乏しくても実家を出るために一番重要なことは、

「後ろ盾を得ること」

だと考えます。

自分の場合、心療内科や福祉士さんの後ろ盾があったために、実家を出ることについて両親をすんなり説得でき、その後も父からお金の面でスムーズに協力してもらえました。


自分は、心療内科には実家脱出を考える前から通院していたので、その繋がりが結果的に役に立ったという部分はあります。だから、そういう繋がりをまだ持たないかたには、それを得る努力がまず必要になるということは断っておきます。

ともかく、出口を目指して細い糸を辿り続けた(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816700425997228905)結果、実際に出口に到達できたのは確かです。

その「出口」の先で自分に起きた変化(あるいは意外と変わらなかった部分)や、先行きの希望や不安要素の話もいろいろありますが、それらはまた別の機会に書きます。


この記事が、実家を出る方法が分からないかたの参考として役に立てば幸いです。

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