細い糸を辿り続けて見えてきた出口
先月に、障害年金受給のために、心療内科で発達障害の検査を受けました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816452221169903052)。
そして昨日、結果を受け取りに行った(ちなみに障害年金の申請は可能とのことです)ついでに、ケースワーカーのかたに実家脱出の相談をしました。
その際、障害者向けのグループホームに入居しながら職業訓練を受ける、という方法を提案していただきました。
現在、その方法を取るかどうかは保留しています。なぜなら、それだと実家は出られても地元の市を出るのはちょっときつそうだからです。つまり、両親と顔を合わせなくなる口実がなくなります。だから、同じ方法でも別の市に移るか・あるいはやっぱり別の方法を取るかはまだ検討中です。
しかし、少し前までは、
・移住先の、わけありな人の居場所作りとかしてるNPOと連絡
→NPOとオンラインでの相談だけ続けつつ、自力で身辺整理とか役所向け手続きとか引っ越しとかいろいろ準備
→移住後は頑張ってバイトとかしてみて、それでもだめなら生活保護で「生きるだけで精いっぱい」の状態でもどうにか生き延びる
という感じの、孤独で心細い実家脱出を想定していました。
それに比べれば、難易度が低そうな道が見えてきました。また、たまに両親と顔を合わせる必要が発生しても、毎日同じ家にいないだけましかもしれません。
だから、「渡りに船」感があります。
その「出口」が見えてくるまで、
・生活費のために、障害者手帳取得・障害年金申請準備
→障害者枠の職探し(ポーズだけでも)のためにハロワ行って、相談窓口で実家脱出の話をしたら、心療内科のケースワーカーさんへの相談を勧めてもらった
→心療内科で、ケースワーカーさんにグループホームでの実家脱出を勧めてもらった
という風に、細い「糸」を辿り続けてきました。そもそも、障害者手帳や障害年金のことだって、いくつかの散発的なヒントから実行に移しました。
自分に、比較的楽そうな実家脱出方法が見えてきたのは、幸運だと思っています。
どういうことかと言うと、
・この方法は実家脱出の方法の一つの参考にはなっても、実家脱出したい全ての人に適用できるとは限らない
・そもそも楽な方法にたどり着く前に力尽きてしまう人や、追い詰められているためにもっとリスキーな方法を取らざるを得ない人もいるかもしれない
ということです。
だから、自分と同じ方法で必ず実家脱出を成功させられる、とは無責任に保証しません(そもそも自分もまだ成功してません)。
それでも、「出口」につながる細い「糸」を辿り続ければ、現状を脱出できる可能性が少しでも上がるかもしれません。
だから、今苦境の泥沼にはまっているかたが一人でも多く、まずは今見える「糸」を辿り始めてくださることを願っています。
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