キラになった後ジャヒーになった夢
今日未明に見た夢が、支離滅裂で面白かったけど自分の心の闇をうかがわせる内容だったので、書いてみます。
まず自分は、「機動戦士ガンダムSEED」の主人公・キラになって、宇宙にある基地からフリーダムガンダム(キラが使う二台目のガンダムです)を盗み出して地球に降りました。
そして、なぜか軽ワゴンに変形したガンダムを運転して、どこかの目的地へと急ぎました。免許を持っていたかどうか定かでなかったため、無免許運転じゃないかという心配を抱えつつ……。
おまけに道中で、道端に止めてあったバイクから燃料を盗みました(その際、ガンダムだった軽ワゴンがさらにバイクに変形しました)。
その後自分は、「ジャヒー様はくじけない!」の主人公・ジャヒーになって、どこかの学校にいました。
そして自分のクラスに戻る途中、ジャヒーが働いてる居酒屋の店長やジャヒーが住んでるアパートの大家やあと一人誰か(誰だったかはっきり分かりません)と遭遇して、キラだったときにやらかしたあれこれを問い詰められました。
その後自分は彼女たちにぼこぼこにされて、「これでみそぎは済んだ……」という安心感を覚えながら、廊下で大の字になっていました。
その夢の意味を自分は、
「自由に生きることによって私的制裁を受けることへの恐れ」
だと解釈しました(「フリーダム」ガンダムに乗っていたことも、その象徴である気がします)。
キラだったときの自分は、何かは定かでないのですが、物語の主人公としてやるべき目的のために焦っていました。
よほど差し迫った理由がない限り、もちろん窃盗とか無免許運転とかは犯罪です。しかし、自分が果たすべき目的のために生きる過程で、それらと同じくらいの罪を犯していると自分は認識している。そう考えることもできます。
一方、ジャヒーになってからの自分は、知り合いに私的にぼこぼこにされるだけで済んで、少なくとも夢が終わるまでには法の裁きを受けませんでした。
そこから、
「自分自身の目的のために生きるという罪で、周りの人から個人的にペナルティを食らうこと」
を自分は恐れているのだと理解しました。
運転免許返納して両親にこっぴどく怒られた時なんか、まさにそれです(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054921971865)。
自分の人生を制約するその恐れとずっと戦ってきましたが、その制約は今でも、自分の足を引っ張っているかもしれません。
もちろん人間には、明文化された社会的なルールや、ひとまず広く認められたマナーに従って生きる必要はあります。
それでも、身近だけど話が通じない人たちの機嫌が「ルール」になってしまっているなら、それを思い切って破らないと自分自身の人生を勝ち取れません。
無意味な「ルール」から、一人でも多くの人が抜けてくださることを願っています。
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