考えかたは先進的だけど行動のスピードが遅い

それが、自分が自負している強みの一つと、どうにも困ってる弱点の一つです。


自分は、そこそこ先進的な考えかたをしてる自信があります。

例えば、テレワーク推進のきっかけとなったコロナ禍の三年ほど前から、

「これからはネットで稼ぐ個人事業主の時代だ!」

と考えて、在宅で自営業をやっていました。

他にも、本だって基本的に電子書籍で買ったり、確定申告だってオンラインでやったりと、生活や仕事の手段はできるだけ最新のスマートなものを使ってます。

それに、例えばAIがどんどん「人間に残された仕事」の領域を侵食していく現代の(そして近未来の)社会についても、「AIに奪われない人間の仕事って何がある?」というレベルの心配はすでにしてなくて、

「高性能な機械の身体や脳を手に入れた人間と、人間のような自我を手に入れたAIが「新しい人間」として共存すればOK!」

とさえ考えてます。


そういう先進的な考えかたをしながら、行動のスピードが遅いです。昔から、「普通の人」なら五分程度で終えられる作業に15分くらいかかることもありましたし、30分程度連続で作業したらすぐ疲れるため、休み休みしか作業できません。

だから、例えば新しくウェブサービスのアカウント作る際も、利用規約のチェックと実際のアカウント作成の作業で、その日の作業時間をほぼ全て使うことだってあります。

それから長編小説だって、多く書けたときでも、一年に二本のペースが限界でした。


だから、試行回数をあまり増やせないことに、もどかしさを感じています。

どういうことかと言うと、新しいものがどんどん出てきて常識も変わっていく今の世の中では、高速で試行錯誤を繰り返さないと、成功を手にするのは難しいです。創作でも、やっぱり多くの作品を速く世に出せるほうが、上達しやすいはずです。

一方自分は、考えかたの面では新しい常識に追いついて(下手すれば追い抜いて)いる自信はあるものの、その高速で試行錯誤することが、いまいちできていないのです。

それが、自分が今のところ成功していない原因ではないか、と考えています。


そういう弱点も、環境を変えることである程度改善したり、あるいは将来技術的に克服できたり(!)するかもしれません。

ひとまず今は、自分で把握してる強みと、その発揮を阻む弱点を振り返ってみました。


この記事が、いろいろな強みや弱みをお持ちの読者様から共感をいただけたり、自己分析のきっかけになったりすれば幸いです。

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