単に疲れてるだけでは?

今までの経験や、先月に受けた発達障害の検査の結果から、自分が「普通の人」に比べて長所・短所が偏ってることをより深く理解しました。

その短所の一つとして、特にここ四~五年ほど自覚してるのが、神経の疲れやすさです。


自分は「普通の人」に比べて、

・人と話してる時に受け答えがとんちんかんになる

・やるべき作業から逃げてスマホにはまる

・いらいらして八つ当たりする

などのことが多いと感じます。


そういうことがあるたびに、

「人の話を拒む心の殻をまとった自分が悪いんだ……!」

「ネット依存よりやるべき仕事を優先しなきゃ……!」

「八つ当たりは悪循環を生むだけだから、絶対に避けなきゃ……!」

という、精神論的な自責の念に支配されることも、よくありました。そして、いくら強く自責しても、同じ問題を何度も繰り返しました。


今振り返れば、そうした症状も、単なる疲れによるものかもしれない、と考えています。実際、疲れが取れてる時にはそれらの症状が和らぐことを自覚しています。

今はそれを理解しているから、

・タスクの量は自分のキャパシティのうちに抑える

・普段からしっかり休息を取る

・それでも疲れたらさぼったり短い仮眠をしたりする

などの、疲れすぎを避けるための具体的な工夫をいろいろとしています。

言い換えると、不毛な自責を避けることができています。


「普通の人」でも、頭脳や精神の不調の原因が「心の持ちよう」ではなくて、「単に疲れてること」という可能性はあると考えます。そういう時に必要なのは、やっぱり自責ではなくて休息です。

神経の疲れやすさの当事者(?)の経験則が、読者様にとってよい警鐘となれば幸いです。

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