疲れてる時に見たい物語か?
今月も、夏クール(七月~九月)の新作アニメ選びという、アニメ好きな人にとっては頭の痛い選択をする時期です。
その選ぶための基準として、いつしか、
「これは疲れてる時に見たい物語か?」
と自問自答している自分に気付きました。
最近自分は、家で作業する日なら、他の主な作業を終えた後の疲れてる時間帯にアニメを見ます。
それに加え、ここ二週間ほど、
・新人賞向けに出した小説の一次落選
・実家脱出に向けた心療内科での相談
・障害年金申請に向けた準備
・カクヨムへの小説の掲載(ちなみにこちらの作品です。 https://kakuyomu.jp/works/16816452221480143544)
といった出来事や用事が(もともと疲れやすいのに)積み重なったために、疲れが慢性化しだしていました。
そんな時でも、飛びぬけた魅力があったり自分の感性に合っていたりしているアニメを見ると、疲れた心に癒しや励ましが得られて、少し気分がよくなります(ちなみに疲れそのものが抜けるわけではないので、要注意です)。それで気に入ったアニメの新しいエピソードが動画サイトに上がってるだけでも、心の中で「おっ!」と軽く喜びます。
自分のそういう心の動きに気付いたために、
・物語の存在意義とは、現実に疲れた人に癒しや励ましなどの生きる助けを与えること
という基本的なことを、改めて確認しました。
それはきっと、アニメに限らずとも、貴重なお金や時間と引き換えにインプットする物語を選ぶ際の大切な判断基準です。なおかつ、全ての物語の作り手にも、上に書いた要件を満たす物語を創れるかが、常に問われていると考えます。
この記事が、三か月に一回アニメ選びに頭を痛める「同志」の判断基準として、そして同志兼ライバルである他のクリエイターのかたたちの「燃料」として、お役に立てば幸いです。
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