変わらないと生き残れない
そういう危機感を、10代半ばくらいからずっと抱いています。
父も母も、何十年も現状維持の衰退的な生きかたをしていると、前に書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054935879988)。
彼らだって彼らなりに仕事や生活を頑張ってきただろうことは理解しますし、必要な時には生活環境(の一部)を変えてきたのも見てきました。
しかし彼らも、今よりは良くも悪くも安定した時代に育ったため、「60代まで同じ職場・働きかたで働いた後は年金生活」という、安定した人生のモデルにまだ乗れている世代だと思います。
一方自分は、昔より変化が速い上に先の見通しも立ちにくい世の中に育ったため、「変わらなきゃ!」という危機感をより強く持っています。
今までも、
・10代半ば~20代半ばごろ:「せめて普通にサラリーマンやれるようにならなきゃ生きていけない!」
・20代後半ごろ:「創作という自分の特技を磨き上げなきゃ生きていけない!」
・20代終わりごろ~30過ぎ:「事業家を兼ねる新しいクリエイターにならなきゃ生き残れない!」
・最近(30代前半):「精神的な安心がある環境と経済的なセーフティネットを手に入れなきゃ生き残れない!」
という風に、その時々で方向性は違っても、ほぼ常に「変わらなきゃ!」という危機感を持ってきました。さらに、書き出してから気づいたのですが、危機感の内容が変わる=考えかたが変わるスパンも短くなっています。
偉そうに言ったものの、実際には自分も、変化への恐れのために、現状維持を続けて「窒息」したことは何度もあります。
それでも、「変わらなきゃ!」という危機感が変化への恐れを上回った時には、思い切って現状を変更してきた、と自負しています。そして今まさに、実家脱出という現状打破の努力の最中にいます。
だから、人間には現状維持の本能だけでなく、現状打破の本能もあると信じています。
この記事が、現状維持に飽き飽きしてるかたの、現状打破のスイッチを入れられれば幸いです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます