実家脱出に意外と不安を感じていない理由3つ

最近、実家を出るためにいろいろ調べ物をしてます。

自分は4年ほど前に個人事業主として開業したのですが、今はその時より大きな変化を作る準備をしてます。それでも最近は不思議と、その開業の準備をしてた頃ほど不安を感じていません。

思い当たる理由を、3つ挙げてみます。


・焦ってもうまくいくとは限らない(そして、早く成果が出なくても意外と大丈夫)と知っている

開業の準備をしていたころは、

「なるべく早く自力で食べて行けるようにならなきゃ、人生詰む……!」

という焦りを持っていました。そのために、無駄にじたばたしていました。

しかしその後、実際に開業して4年ほど経っても、未だに自分の事業で生計を立てられてはいません。一方では、両親のすねをかじってはいますが、一応健康的に生活できています。

だから、未知の挑戦に対しても「焦らなくて大丈夫!」という安心感を持っています。

よって、実家脱出のための調べ物も、1つ1つこつこつやっています。

また、早ければ今年の梅雨前には移住を完了させたいと思っていたのですが、引っ越しに必要そうな準備期間と、今年の梅雨始めの予想を調べて検討した結果、ひとまず梅雨明けか秋にまで実家脱出の実行を延期しました。


・他人に頼ることを自分に許容している

開業準備の頃や、実際に開業した次の年までは両親にも事業のことを黙っており、ずっと無職のままだと思われていました。よって家では白い目で見られており、精神的には孤立無援でした。

また、「自力で稼げるようにならなきゃいけない!」という気負いもずっと持っていました。

しかし、今まで33年弱生きてきて、

・精神的な信頼感がない相手と生活してるとすぐに心に限界がくること

・自分が自力で生計を立てることは難しいということ

は、嫌と言うほど理解しています。

だから今は、「精神的にも経済的にも他人を頼って大丈夫!」と思えています。

そのため、実家脱出の前に、困窮している人を支援するNPOに相談したり、自治体の支援制度のことを把握したりしておくつもりです。


・普段のストレスマネジメントが上達している

家にこもりがちな(&日常的に嫌なプレッシャーを与えてくる家族と過ごす時間が増えた)生活を4年ほど続けてきたため、普段からの自主的なストレスマネジメントがうまくなった、と自負しています。

具体的には、

・昼型生活を徹底する

・十分な睡眠と栄養をとって、適度な運動の習慣も持って、肉体的な健康を維持する

・原則的に、作業日は連続で3日までにして、4日に1回(最近は1週間に2日です)は気分転換のために外出する

といった習慣を持っています。

それらの、普段からのストレスマネジメントのおかげで、実家を出るという未知の経験に対する不安が軽減されていると考えています。


振り返ればこの話は、自分が今までの人生経験から得た(と自負している)強さの話です。

そういう強さを得るまでは、心が折れそうなほどしんどい時期を何度も経験する必要があります。

だから、今まさにそういう、心を鍛える経験に飛び込もうとしてるかたへ、せめてものエールを送ります。

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