嫌い続ける理由をくれてありがとう
昨夜母に小言を言われて、タイトルに書いたことを思いました。
自分は最近、お風呂に時間がかかるようになってきていて、18時台前半に入り出したら19:30ごろに上がるのが当たり前になってきていました。
それで昨日、お風呂から上がった後に夕食の前、
「それじゃガス代かかりすぎる! あんたに払いきる(払える)ね?」
「それじゃ時間がいくらあっても足りん!」
と、母からくどくど小言を言われました(上の「」内は主な内容の要約で、実際はもっと長ったらしく怒られます)。
確かに自分だって、最近普段の生活でだらだらしがちなことは問題視しています。
しかし経験上、人間にはどうしても疲れや気のたるみが慢性化して生活や作業の効率が落ちる時期はあるし、そこへ頭ごなしに怒られるだけでは、ストレスが溜まるだけで大した改善はできません。
そういう、無駄なストレスを与えてくるだけのコミュニケーションを改善してくれないところが、母の嫌いなところの1つです。
また、夕方のお風呂の時間帯には、そういう「遅くなったら怒られる」というプレッシャーがあるため、いつも多かれ少なかれ「追われている」という感覚に襲われます。そこも、母がいる実家の嫌なところです。
それからもう1つの、母の嫌なところは、「自分が正しければ相手の機嫌を損ねるはずがない」と勘違いしてる節があるところです。
母は、疲れてて機嫌悪くなりがちな夕方に怒ってきた後、(こっちがまだ怒られた時の嫌な気分を引きずってるのに)夕食の時にはけろっとして楽しそうに話しかけてくる、ということがよくありました。
百歩譲って母が100%正しいとしても、その「正論」で相手の気分を下げたことへの反省やフォローが全くないどころか、むしろこっちが機嫌悪そうにしてるとさらに怒ってきます。
つまり、「私の正論で機嫌損ねるお前がおかしい」と思ってる節があるので、そこにも昔からいらっとしてきました。
母の嫌いなところが、昨日久しぶりに見えたので、そういう嫌いな人と毎日一緒に生活したくない=実家を出たいという気持ちが、また補強されました。
嫌い続ける理由を再びくれた母に、(もちろん皮肉な意味の)感謝を捧げます。
また、自分と同じように「嫌いな相手を嫌い続ける理由が欲しい」という屈折した気持ちをお持ちのかたが、他にもいると思います。そういうかたに、この記事に共感していただけると幸いです。
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