人類のアップグレードに貢献したい

この雑記を始めてから、今日で1年になります。

その記念すべき日に、自分が持っている使命感を、まとまった形で宣言しておきます。


技術的特異点(または単に「シンギュラリティ」。テクノロジーの進歩が速くなりすぎることで、世界が今とは全く別物になってしまう時代のことです)の概念を広めた実業家・レイ・カーツワイル氏の影響で、自分もそれが来ると真面目に信じてます。

カーツワイル氏の主張を自分なりに噛み砕いて説明すると、シンギュラリティとは、しばしばイメージされる、

「AIが人類の仕事を奪うorAIが人類を支配する時代」

ではなく、

「テクノロジーとの融合(サイボーグ化など)によって生物から進化した人間たちと、「人間らしい」自我や豊かな感情を獲得したAIたち=機械に由来する人間たちという、2種類の新しい「人間」たちが手を取り合って作っていく未来」

になると、自分は理解しています。

つまり、人類そのものがアップグレードされる時代です。


もちろんその時代はバラ色の未来などにはならず、いろいろな未知の問題が発生しえます。

それでも、人類自身の知能や、物理的な事象を操作する能力が増強されることで、今の人類が解決できていないいろいろな問題は解決されるはずです。

それに、いろいろな未知の問題にぶち当たり、それらを解決していくことで、「この世界に対してできることを増やし続ける」という「人間的」な楽しみが続くだろう。やっぱり、ほぼカーツワイル氏の受け売りですが、自分はそう考えています(若干考えが違う部分もあります)。


自分はそういう未来が来ると信じているから、以前将来の夢をまとめた際(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054896814650)に、

「・上記のこと(注:創作や、やってみたいいろいろな事業のこと)で稼いだお金を、強いAI(人間のような、自我を持ったAI)や人間のサイボーグ化など、「新しい人間」を作るための技術に投資する」

ということも、夢の1つとして掲げました。


自分は現状では、自分で食べていくこともまだできていません。ひょっとしたら、自分の人生全てをつぎ込んでも、物語で食べていくのがやっとかもしれません。

だとしてもせめて、「人類のアップグレード」を肯定する物語、それも多くの人に受け入れられやすい面白い話を、世に出していくこと。それによって、「人類のアップグレード」の社会への受容を、少しでも手助けしたいです。


「人間をテクノロジーで進化させる」という考えには、未だに賛否両論あるであろうことは理解しています。

それでも、それに賛成のかたも反対のかたも含めて、人類を今より幸せにする新しい方法に貢献したい。ここ数年、そんな謎の使命感がずっと胸の奥に巣くっているので、それを今日世界に向けて叫びます。

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