迷いの時期は近い

自分にとって、春はたまに迷いの時期になります。

今年の春もそうなりそうだ、というお話です。


他の用事のためにずっと放置していた、新人賞向け長編の推敲を、どうにか再開できそうです。順調にいけば3月下旬には投稿できそうだ、と見込んでいます。

そういう明確な目標のある時期には、「早く終わらせなきゃ!」という焦りが募る反面、「これからどうしようか……」という迷いは減るため、しんどくもあるし楽でもあります。


一方でここ数年、どの道を進むか迷いながら過ごす春が、何度かありました。

1月~4月上旬の間に新人賞向け小説の投稿が終わった後、主に4月を自分は「春休み」として、小説執筆以外のことをやってきました。

その間には新しい事業を何か始めるか(特に4年ほど前には、そもそも開業するかどうか迷いました)、あるいは新作小説を書くにしても、作品アイディアのストックからどれを選ぶか……という、小説執筆中には保留していた迷いと向き合ってきたのです。


今年の春も、そういう迷いの時期になりそうです。

今年中に実家脱出することを真剣に考えだしたのですが、豪雨が予想される梅雨の頃や、秋の台風シーズン、それに大雪が見込まれる真冬といった時期には、引っ越しやその後の生活基盤の構築が困難になりそうだと予期しています。

言い換えると、実家脱出できるチャンスは意外と多くないので、実行に移すためのハードルも(実家を出たことのない自分にとっては、ただでさえ高いのに)意外と高いかもしれません。

だから自分も、少し怖気づいて、

・地元で障害者雇用で働く

・職場の人たち=家族以外の人たちに会ってメンタルを安定させる

・稼いだお金で、コワーキングスペースを利用して自分の創作や事業をやったり、家の外で食事したりして、家では入浴と就寝だけをする

という「プチ実家脱出」で、自分の創作や事業が軌道に乗るまで時間稼ぎする……という妥協案も持ってます。


今はまだ、答えを出してません。

しかし、今仕上げ途中の小説を投稿し終えたら、その選択に向き合う時が来ます。

今後もきっと、いろいろな迷いや決断を経験し続ける自分を、見守っていただければ幸いです。

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