実務能力の要素3つ
自分はたまに、
「創作経験や個人事業主としての経験から、少しは実務能力が上がったなあ」
という話を書きます。
しかし、そもそも「実務能力」とは何か? という疑問も持ちました。
だから、自分なりに経験から得た「実務能力」を構成する、3つの主な要素を挙げてみます。
1.行動力
これは、どんな仕事を始めるにも必要なことです。
自分も慣れない仕事に臨む前(あるいは長編小説の執筆や確定申告など、慣れていてもいつも大変な仕事に臨む前)、
「どうやったらうまくいくのかな……」
と、あれこれ方法を考えることはあります。
しかし当然ながら、どんな仕事も、考えているだけでは達成できません。
だから、(ある程度考えるのはいいけど)考え込みすぎる前に行動に移る。そんな当たり前の態度を、個人事業主になってからやっと鍛えられました。
2.うまくいく方法を探り続ける
1.とも少し関連してますが、事前にいくら考えても、仕事の達成を阻んだり遅らせたりする問題や、スムーズな仕事の進めかたを把握しきることは不可能です。それらは、実際にやってみて初めて判明します。
だから、仕事が進まなくなった時、そうでなくても最初のやりかたではしんどい時には、いさぎよく他のやりかたを試してみること。それが、目下の仕事の達成や、さらにはその後の仕事の効率化のために必要になります。
3.仕事の達成まで粘る
これは、どんな仕事を終わらせるにも必要なことです。
自分は労働者として働いていた時、つまり同じ仕事をしてる人たちに囲まれてた時には、
「別に自分ができなくても他の人がやってくれるからいいか」
という意識を、心の片隅に持っていました。言い換えると、自力で仕事を達成するという覚悟が足りなかったため、他の人が仕事をこなすのを横から見てるだけ……ということも何度かありました。
しかし、自分で書いてる小説の完成や、個人事業主としての確定申告など、「自分でやるしかない」仕事は、自力で完了させてきました。
その経験を通して、
「どんな仕事も、達成まで粘り続けて初めて終わる」
という当たり前のことを、実感として理解しました。
正直今でも自分は、人並み未満の実務能力しか持ってないので、「実務能力」の内訳について当たり前のことしか言ってないかもしれません。
しかし、将来クリエイターや事業家として成功したら、もっと上のステージの「実務能力」を知るかもしれません。
それから、まだ社会経験のないかたがこの記事を読まれたら、仕事に必要な態度の参考にしていただけると幸いです。
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